ソトブログ

映画と本、自然観察(あるいは30代後半、2児の父の日常)

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市川愛“My Love With My Short Hair”リリースライブに寄せてと、サブブログ「sotowrite」について。

 

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7月11日夜、シンガー・市川愛さんのメジャーデビュー盤、“My Love With My Short Hair”発売を記念したツアー初日として行われた大阪でのライブを聴いてきました。

 

ai-ichikawa.com

 

www.youtube.com

“My Love, With My Short Hair “ Release Live Official Trailer

 

市川愛は、ジャズシンガーとして2012年にキャリアをスタートさせ、3枚のソロアルバムや、バンド「Dalua」、覆面フィメール・ラッパー「I.C.I」としてなど、自在で多岐にわたる活動を行ってきたアーティストなのですが、今回の“My Love, With My Short Hair”は、これまでのジャズ・スタンダードを歌うスタイルではなく、オリジナル曲を歌うSSWとしての再スタートだということ。

 

今回のアルバム、そして彼女がこのクラスタ化、タコツボ化した音楽産業(というかこの世界ぜんたい)において、どのような位置と、意味と、意思を持ったアーティストなのかについては、本作“My Love, With My Short Hair”のプロデューサーであるジャズミュージシャン/文筆家の菊地成孔自身によるライナーノーツに詳しく、非常に的確で興味深いのですが、このライナーノーツこそがCDというフィジカルなプロダクトの肝でありセールスポイントであり存在意義のひとつであって、ここにそれを引用するわけにもいかないので、CDの帯文や、プロモーションの宣伝文句に使われている下記のテキストを引用しておきましょう。

 

アーバンとカントリー、大人と子供、恋ともうひとつの恋、愛と演技。
 不安定という普遍性を歌う、21世紀型30代女性シンガーが菊地成孔のプロデュースでメジャーデビュー。

 

ここでライヴリポートや、彼女の音楽の紹介のようなことをしてもいいのですが、私には音楽の魅力を、それを知らない人にうまく語る知識も筆力も持ち合わせていません。というか、書きたかったのですが、どう書いてもこのライブの素晴らしさや、、上記のテキストに記されたような様々な二面性の刻印された“My Love With My Short Hair”というアルバムの素晴らしさに届かないような気がして。

 

それで、以前からアカウントだけ取って始められないでいた、サブブログを使ってみることにしました。

 

sotowrite.hatenablog.com


3年前に書いた、私の小説(正確には、その一部)ですが、この記事の部分だけでも独立した掌編として読めるようになっています。30代の女性が主人公の小説なのですが、多分に私の経験を反映しているので、当時(2015年)、福岡のフェス「中洲ジャズ」で始めて市川愛さんのライブを体験し、熱心に音源を聴いていたことが反映され、随所に市川愛の音楽についての記述が出てきます。今さらそれをこうした形でブログに掲載するのに何の意味があるのか、と言われそうな気もしますが、音楽の愉しみ方として、そうしたアウトプットの仕方をする人もいるんだよ、それって結構愉しいよ、ということが伝わればいいな、考えています。

 

「sotowrite」というサブブログについての方向性はこれからじっくり考えながらやってみたいのですが、文学賞にはあっさり落選したこの小説については、全体が市川愛さんや、音楽へのオマージュにもなっていて、当時3編ほど書いた自分の小説のなかでも思い入れが結構あるので、この「sotowrite」のなかで継続的に紹介していければと思っています。