ソトブログ

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ポッドキャスト第2弾、ivory booksさんとの対談「読む探鳥会―あるいは、本で愉しむ野鳥や生きものたちの世界」配信中です。

 

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イラストレーションはivory books店主・中村美帆子さん(Instagramより)

 

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訥々と語られながら、しかし誰かの琴線に触れるようなお喋りを。

 

 前回、第1回のポッドキャスト配信の際にこのことを書いたかどうかさえ忘れてしまいましたが、わたしがポッドキャストを始めたい、と思った理由のひとつ――それも、結構大きい比重の理由のひとつは、

・「プロフェッショナルではない人(あるいは「原稿読み」や「喋り」が決してうまくない人)の音読や、喋りが聴きたい。

 というものでした。以前、Amazonのオーディオブック「Audible」と、出版社/コンテンツ・メーカー、黒鳥社のポッドキャスト「blkswn radio」内の朗読コンテンツ「音読ブラックスワン」について書いたときに一度触れたのですが(これは覚えています)、オーディオブックのような書籍の朗読に関して、はっきりと個人的な好みではあるのですが、プロフェッショナルのナレーターの明朗快活な「本読み」よりも、そうではない、普段は編集者をされている、黒鳥社の若林恵さんの音読の方が、わたしには聴き易かった(=聴き疲れしにくかった)のです。

 

【レビュー】“朗読を聴く”という選択肢:Amazon Audibleと黒鳥社「音読ブラックスワン」。 - ソトブログ

 

 ――そういう経験から、滑らかな話し上手なポッドキャストよりも、訥々と語られながら、しかし誰かの(例えばわたしの)琴線に触れるようなお喋りや朗読を聴きたい。そういうものがない(少ない)なら、自分でやってみたい。自分で聴きたい。
 そんな酔狂な動機で始めたポッドキャスト「ア・ピース・オブ・読書」に、快くも付き合って下さる方々がいて、第1回から相方を務めてくれたスギーリトルバード氏、そしてその後、わたしの試行錯誤という名の迷走から、2回目をスムースに配信できずに約2ヶ月が経過するなか、今回、第2、3回のゲストとして登場していただくことになったのが、「ivory books(アイボリーブックス)」の店主・中村美帆子さん。

 

 

 ivory booksさん。和歌山県白浜町という関西随一のリゾートに立地しながら、暮らしや食、美術や絵本など、日々の生活に根ざした様々なジャンルを横断しつつ、新刊・古書を織り交ぜて構成された書棚たち。それらがかつて銀行だったという小さなビルディングの、美しい白壁の一室にたたずんでいる、そんな素敵な書店さんです。

 ジョージア・オキーフの画集やダイアン・アーバスの写真集、『ちびくろ・さんぼ』に加古里子といった絵本、虫や生きものたち:秋山あゆ子のコミック『虫けら様』や蟲ソムリエ・佐伯真二郎による『おいしい昆虫記』、旅や暮らし、食べること:屋久島発の雑誌「サウンターマガジン」から盛岡発のロングセラー、くどうれいん『わたしを空腹にしないほうがいい』まで――が違和感なく、本たち自身が居心地良さそうに肩を寄せあっているこんな本屋さんなんて、なかなかないんじゃないかと思います。

 

※ivory booksさんについては以下の記事でも紹介しています。

 

ポッドキャスト第2・3回は「読む探鳥会―あるいは、本で愉しむ野鳥や生きものたちの世界」。

 

 ここ、ivory booksさんにお邪魔してアマチュア小説家/野鳥文学愛好家(日本野鳥の会会員)であるわたし、津森ソトと、中村美帆子さんの二人でお話したテーマは、題して「読む探鳥会―あるいは、本で愉しむ野鳥や生きものたちの世界」。美帆子さんもわたしも鳥好き、生きもの好きで意気投合したことをきっかけに、

人間は、物語は、本は、人間のことばかり書きすぎ? いやいや、鳥たちや生きものたちを描いた本はたくさんあります。ほらほら!

 ――そんなふうに徒然なるままに本や映画を紹介し語り合った約2時間。1時間弱ずつ、2回に分けて配信していますので、秋の夜長、冬の朝のテーブルや暖かい布団のなかで、ゆっくり聴いていただければ幸いです。

 

 配信はポッドキャストはAnchorSpotifyApple PodcastGoogle Podcastで。YouTubeでもポッドキャストと同じく音声のみでアップしていますので、お好みのプラットフォームから、お聴きください。

 

「読む探鳥会―あるいは、本で愉しむ野鳥や生きものたちの世界【前編】」ア・ピース・オブ・読書 Vol.002 - YouTube

 

プレイリスト「読んで聴く探鳥会 Vol.001」

※以下、選曲は全て、「演者/曲名」で表記しています。
※下記プレイリスト名のリンクより、Apple Musicで聴くことができます(Apple Musicのメンバーシップが必要です)。

読んで聴く探鳥会 Vol.001」(選曲:ソト

M01. 角銅真実/夜だか
M02. Bob Dorough/Three is a Magic Number
M03. Sheila Jordan/Baltimore Oriole
M04. Sevana/Lowe Mi
M05. The Big Moon/Your Light
M06. ELIZA/A Tear for the Dreadful
M07. America/I Need You
M08. Elise Trouw/Line of Sight (Loop Versin) [Live]
M09. Birdspotter/Long Seasons
M10. Alex G/Early Morning Waiting
M11. ホフディラン/病に臥して
M12. Fiona Apple/Across the Universe (Radio Edit)
M13. Harry Styles/As it Was
M14. 原田郁子/かじき釣り

Sevana - Lowe Mi - YouTube

 

 今回のポッドキャスト配信に合わせて、「読む探鳥会」をモチーフにApple Musicでプレイリスト「読んで聴く探鳥会 Vol.001」を選曲してみました。イベントごとや記念日、こんな配信や記事にかこつけて、それを音楽に託すプレイリスト作り、実は個人的に結構、おすすめです。そんな記事もこの「ソトブログ」でたくさん書いてきましたが、こういうカルチャーが、もっともっと拡がればいいのに、と思う今日この頃です。

 

【以前の記事から:読書の愉しみを拡げるポッドキャスト、「ア・ピース・オブ・読書」第1回について。】

ポッドキャスト、始めました。読書/本読みの愉しさに色んな角度から光を当てるラジオ「ア・ピース・オブ・読書」配信中です。 - ソトブログ