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【レビュー】final E1000――“寝フォン”には、音質も価格も装着感も、ライトでスタンダードな有線イヤフォンが、いい感じ。

 

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Final

 

理想的な寝るとき用イヤフォン=“寝フォン”を求めて。

 

眠る前に、というより入眠の際に耳にイヤフォンを挿し込んで、音楽なりラジオなりポッドキャストなり、何らかの音声を聞きながらそのまま寝る。というのがわたしだけの習慣ではない、ある程度一般的な習慣であることをわたしは以前、とあるラジオ番組に投稿したときに知りました。

「入眠儀式」すなわち眠りに落ちる前のルーティンについてリスナーから募集する、という前衛的な特集で、わたしはくだんのわたしの習慣をこれ見よがしに誇示すべく、ほとんど初めての投稿行為に興じたのですが、特集を企画した放送作家の弁によれば、同様投稿多数であったらしい。もちろんのこと、文才のないわたしの投稿は採用されませんでした。

 

――何らかの音声、といっても最近はほぼ100%語り、ラジオの録音かポッドキャストかYouTubeの音声のみか、といった音楽以外のものを聞くことになっていて、その際のイヤフォンは有線にかぎるのです。トゥルー・ワイヤレス・イヤフォンなどもってのほか。わたしもAirPods――カナル型が苦手なので、proではない初代モデル――を愛用してはいますが、寝るときはワイヤード一択。なぜなら、
左右バラバラであんなに小さいもの、寝ているあいだに外れて布団のなかに紛れて毎朝必死のパッチで探すことになってしまうのが必定。
だからなのですが、左耳用と右耳用がワイヤードされていて、音声出力機器とは繋がっていない、従来型のワイヤレスもいただけません。意味がないからです。枕もとにスマートフォンがあるのに、イヤフォンとスマートフォンがワイヤードである必要はないのです。

 

というこれらは方便で、ほんとうの理由はワイヤードのイヤフォンの方が相対的に安価だからです。――いや、ワイヤードのイヤフォンのなかでも、安価なものの方がいい。ハウジングがプラスティックで、小さく、軽いものが多いからです。聴きながら寝返りを打っても邪魔にならない。

そして、寝る前に聴くものだから、音質はクセのない、できるだけニュートラルなものがいい。――そんな条件を満たしつつ、モノとしても欲しくなる。そんなイヤフォンとしてずうっと目をつけていた、というかショッピングカートに入れっぱなしになっていたのが、今回ようやく入手した、finalのE1000というモデルです。

 

E1000 | final:final公式サイト、E1000製品紹介

 

音質も価格も装着感も、ライトでスタンダードな有線イヤフォン=final E1000の快適さ。 

 

IMG_20210619_111754E1000の円柱形の小さなハウジングは、耳のなかにすっぽり収まって、寝返りを打っても耳が痛くならないのがいい。

 

finalというと、オーディオ好きから愛される国産ハイエンド・イヤフォン。というイメージですが、近年はエントリー・クラスでも良質なモデルをリリースしており、E3000が有名ですが、3,000円台のE3000円よりさらにリーズナブルな、2,000円(2021/6/19現在、Amazonにて2,064円)で購入できるfinalでも最安価なモデルがこのE1000。ということで、価格なりにハウジング部分はプラスチック製であって、軽い。しかしそのことが、寝るとき用イヤフォン=「寝フォン」としては、とてもいいのです。加えて、円柱形の小さなハウジングは、耳のなかにすっぽり収まって、寝返りを打っても耳が痛くならないのもいい。

そしてまた、カナル型のイヤフォンは、個人的に、耳穴を圧迫する感じが苦手でできるだけ敬遠しているのですが、E1000は大小5種のイヤーピース(それじたいは、昨今珍しいことではありませんが)と、そのイヤーピースが、耳道の傾きに合わせて左右に振られるという、「独自のイヤーピーススィングフィット機構」(公式サイトより)のおかげが、フィット感も違和感や嫌らしさ、煩わしさが軽減されています。

 

IMG_20210619_111643_1上の写真は撮影のためイヤーピースを捲り上げていますが、小さく捲って軸の色を確認するだけで、左右を区別することができます。

 

ハウジングに記載されている左右の区別、「L」「R」の表記が小さくて、寝る前の薄暗い寝室で使うことの多いわたしの用途では、左右が若干分かりづらいの玉に瑕ではありますが、上の写真のように、イヤーピースを捲ると左右の軸の色が異なるので、それで判別できるのも、気が効いています。

音質については深く語るべき語彙は持ち合わせていないし、実際にメインで聴いているのはラジオやポッドキャストの語り音源で、しかも寝フォンとして、必要最小限のヴォリュームで聴いているので、一般的な用途でのレビューというわけにはいきませんが、そうした用途では過不足なく、聴き疲れもない、というか、聴いているうちに自然と眠りに落ちることのできる、理想的なイヤフォンだと感じられています。

 

というわけで、たった2,000円の、久しぶりにとてもいい買い物でした。今回の記事のタイトルにつけた通りに、――“寝フォン”には、音質も価格も装着感も、ライトでスタンダードな有線イヤフォンが、いい感じ。そう感じている今日このごろです。

 

IMG_20210529_154004ケーブル長は1.2mで、標準的な長さですが、わたしの使い方では少し長いので、手許にあったコードキーパーで巻き取っています(E1000には付属しません)。

 

final E1000のカラーヴァリエーションは、わたしの購入したレッドの他、ブラック、ブルーがあります。 

 

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