Kindleのために購入した、MOFT Xの「スマホ用」スタンド。
Fire HD 10を、タブレットとしても使えるChromebook、Lenovo IdeaPad Duet Chromebookでリプレースしていらい、しばらくAmazonの端末を持っていなかったのですが、改めて電子書籍で本を読みたくなって、先日購入したのがKindleの8GB、広告つきモデル。
Kindleデバイスのラインナップではもっとも安価なモデルですが、――それ以前にKindle Paperwhite(第6世代、4GB、2014年)→Kindle Paperwhite(第10世代、32GB、2018年)と使用してきた経験から――小説や新書など、ほぼテキストオンリーのものを読むのであればこの所謂「無印Kindle」でじゅうぶんでは? と思っていました。そしてそれは当たっていて、気軽に使えるところもいい。
ホワイトモデルは傷や皮脂汚れみたいなものも目立ちにくく、保護カバーを付けずに使っているのですが、今回、「置いて読む」ためにスタンドを購入してみました。それがこちら、タブレットスタンドやノートPC用のスタンドも人気のMOFTの、スマホスタンドです。
6インチ程度のKindleには、ジャストなサイズのMOFTスタンドがラインナップされていない、という事情もあるのですが、以前、10.1インチのLenovo IdeaPad Duet Chromebook用に、iPad Miniを想定して発売されている、〜7.9インチ用の「MOFT X タブレットスタンド Mini」を購入して、いまも非常に快適に使えていることを踏まえて、今回も、Kindleには小さめとはいえ、このスマホサイズのスタンドでも大丈夫だろう、むしろいいんじゃないかな、と想定したのですが、これが正解。
MOFT Xには、IdeaPad Duet Chromebookにはむしろジャストサイズな、9.7〜13インチ用(iPad〜iPad Proを想定したモデル)もあるのですが、わたしは「身軽さ」から、小さめのこの、MOFT X Miniを選びました。
横長で、机に立てて(置いて)読む、紙の書籍とは違った、電子書籍端末での読書の愉しみ方として。
下の写真の通り、わたしはこのKindleを横長表示で使っていて、それをテーブルに立てて(置いて)読むために使っているのですが、置いたときに傾斜が緩くなるように、地に揃えずちょっと上めに貼っています。
Kindle、横長の表示にすると、1行あたりの文字数が少なくなり、リーダブルになる気がします。ちょうど文庫本を見開きにした感覚に近い。電子書籍端末って、「板」だから、ページを見開く紙の書籍のアナロジーで考えない方が使い勝手が良いのでは? とわたしは思っています。
若干緩めの角度にすることで、テーブルや机の上に置いて少し見下ろす感じで読むときにも、読みやすい。もちろん、無印Kindleは174gと軽く、81gのMOFTスタンドを貼ってもじゅうぶんに軽いので、手に持っての読書が苦になるような端末ではありませんが、手が塞がっていても読めてしまうのはこれはこれで、とても気持ちがいい。ついつい、食事しながら、とか、子どもたちと卓上で遊びながら(将棋とかコマとかお絵描きとか、そういうの)、読んでしまいます。
電子書籍って、ブツとしては紙の書籍と形態も全然違う、板/スレート/タブレットなのに、ついつい、フリップカバーを付けて見開くような姿勢にしたり、紙の本のアナロジーで扱ってしまいたくなるものですが(もちろん、それによって「本を読む」気分になる、という部分もある)、どうせ違うブツなので、ちょっと違った扱い方や、気分で読むのもいいかな、と思う今日この頃です。
MOFTのスマホスタントは、タブレットスタンドと違ってデザインも豊富。たまに柄によって価格も安くなっていたりして、わたしもそうしたなかから、今回のポップなデザインのものを選びました。