ソトブログ

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超望遠コンデジ”Nikon Coolpix P900”で、セグロカモメに見惚れて。

 

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野鳥撮影のお供に、超望遠コンデジ「Nikon Coolpix P900」を選びました。

 

アウトドアにも、鳥にもまったく縁のなかった私が小学生の長男とバードウォッチングを始めて約2年。地元で開催される探鳥会に参加したり、息子と二人、時にはまだ幼い次男と3人で、地元紙で取り上げられる“珍鳥発見”といった記事を頼りに川や海へ繰り出したりしていますが、このたび、Nikon Coolpix P900というカメラを購入しました。 

 

 

P900は所謂「超望遠コンデジ」「ネオ一眼」と呼ばれるタイプのデジタルカメラで、35mm判換算で24〜2000mm相当という焦点距離、すなわち光学83倍ズームを誇る、見た目にはもう「コンデジ」とはいえないサイズの機種。実はこのP900には、後継機種として最大3000mm相当というバケモノみたいな超望遠機種、P1000というモデルが2018年に出ています。そういう事情もあってか、2015年発売で既に4年前の機種であるというのもあってか、このP900、現在、かなり値下がりして5万円前後で入手することができます。

 

Nikon デジタルカメラ COOLPIX P1000 ブラック クールピクス P1000BK

Nikon デジタルカメラ COOLPIX P1000 ブラック クールピクス P1000BK

 

こちら、P1000は望遠端3000mm相当、 125倍ズームというお化けスペック。重量も1.4kg、サイズ感もP900の一回りもふたまわりも大きく、価格も118,600円(Amazonにて、2019.2.20現在)。「折角ならP1000」と思わなくもなかったのですが、さすがに手が出ませんでした。

 

本格的なバーダー、野鳥撮影というと、ハイスペックな一眼レフに、大砲のような望遠レンズで撮影されているのをしばしばお見かけしますが、(ビギナーの私には)価格的にも、技術的にも到底手を出せる代物ではありません。それでもやはり「望遠」というのは野鳥撮影にとっては欠かせないもので、長男と二人で「見て、写真の撮れた」鳥をスクラップしてオリジナルの「鳥の図鑑」作りを愉しむ私にとっては、(一眼レフ+大砲レンズと比較して)気軽に、ハンディに望遠での鳥撮りのできるP900は、お誂え向きの機種でした。

 

P900で捉えた身近な海鳥、セグロカモメの姿に見惚れました。

 

さて、そんなP900を入手して、やはり探鳥会や自分たちで出かけて野鳥撮影を試してみたりしていて、その様子をこの「ソトブログ」で書き綴ろうと思っていたのですが、そんななか、海に面したわが街の、主流のひとつである会津川という川の河口付近で、至近距離で「セグロカモメ」を捉えることができて、その姿に見惚れてしまいました。

 

それがこちらの写真です。

 

 

呟きにリプライをくれたかかし (@kakashireport)さんの言われているとおり、とても精悍で美しい海鳥の表情です。

 

このP900に限らず、超望遠を特徴としたコンデジは、センサーサイズを小さくする(P900は、一般的なコンデジ、スマホと同じ1/2.3型)ことで、レンズ格納式の「コンデジ」でありながら、高倍率の望遠を実現している――すなわちある程度、画質の面は目につぶるべきだろう、と思っていました。そして実際に、一眼レフなどと比べると劣るのだとは思いますが、これだけ撮れるのなら個人的には十分。

 

自分が実際に目の当たりにしたカモメの美しさ、凛々しさ、雄々しさ、怖さを見事に表現しています。というより、当たり前のことかもしれませんが、肉眼ではこれだけの距離に寄って、二次元の画角に切り取ってその姿を捉えているわけではないのですから、肉眼の、生身の五感による体験を上回るものがあります(素人がカメラの機能に一任して撮った写真ですから、見る人が見れば「写真としての」クオリティは云々するレベルにはないのでしょうが)。

 

和歌山県田辺市、会津川河口のセグロカモメ。

 

セグロカモメ (学名:Larus argentatus) は、チドリ目カモメ科に分類される鳥類の一種。雑食性で、英名の由来にもなっているニシン(ヘリング、Herring)などの魚類や昆虫、動物の死骸等を食べる。

(以上、Wikipediaより抜粋)


こちら紀南地方では、冬鳥としてやって来るカモメのなかでも最もポピュラーな種で、河口や海辺を賑わせています。

 

 

日常的な鳥見ライフ、野鳥スナップに最適なP900で、これからもたくさん撮っていきたいと思います。

 

 

今月の初めに手許に届いて、先述したように既に何度かこのカメラを持って探鳥会に出かけたり、息子たちと鳥影を追って撮影したりしています。改めてそうした様子も紹介できればと思います。

 

こちらも地元、天神崎にて出会ったモズ。ぱっと目について、三脚もレンズも用意することなくすぐに撮れるのが、P900の魅力。

 

このNikon Coolpix P900というカメラは、「バードウォッチングを始める」「野鳥を撮る」というきっかけがなければ私はおそらく手に取ることはなかっただろうと思いますが、今回、こんなふうにP900を通してセグロカモメの姿を捉えることができて、ぴったりと自分の用途にはまる道具に出合う歓びを改めて感じています。出来るかぎりこれからも使いこなして、使い尽くしていきたいと思います。

 

 

 【以前の記事から:ふとしたきっかけで始めた野鳥観察、その(私たちなりの)愉しみ方を紹介しています。】

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