ソトブログ

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【レビュー】ASUS Chromebook C223NA――「自分に合う」いい端末だからこそ、どこから買うか、そして買った後のことを考えたいと思った。

 

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依然として(日本国内では)非常に知名度の低いChromebookですが、私は相変わらず、2017年夏に入手したASUS C202SAを愛用しています。

 

そして昨年(2018年)末には2週間ほど、ブログ「おふぃすかぶ.jp」の鈴木章史(@OfficeKabu)さんから端末をお借りして、ASUSが2018年にリリースしたChromebook、C223NAを使う機会に恵まれました。そのレビューとして前回、非常にざっくりした形ですが使用感をまとめています。

 

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「特徴がないのが特徴」のC223NAは、「Webに繋ぎつつ、シンプルなテキストエディタを開いてガシガシ文章を書く」のに最適。

 

そこで私が書いたことのほとんど唯一の要点は、私にとってC223NAというChromebookは、

・11.6インチの画面、1366×768という画面解像度、
・CPU:Celeron N3350、メモリ:4GBという、Chromebookとしても非常にベーシックなスペック、
・(Convertibleではなく)クラムシェル
・1kgを切る軽量ボディと、気兼ねせずに使えるプラスチック筐体

――こうした特徴、というより「特徴がないのが特徴」とさえいえるような、非常にシンプルな作りから、

 

「Webに繋ぎつつ、シンプルなテキストエディタを開いてガシガシ文章を書く」といった用途に非常にマッチした、「書くこと」に対してフレンドリーな、ライティング・オリエンテッドな端末である。

 

ということでした。

 

イマドキのPCとしては低解像度といえる1366×768のディスプレイも、「Writebox」などのシンプルなテキストエディタを開いてつらつらと書きつける「テキスト入力」端末としては却って優れているとさえ言えると思っています。

 

 しかもC223NAを使っているとき、私は目の前の画面を見ながらキーボードを叩くことが、<「私にとって」「私だけの」スペシャルな、しかしなんの複雑さも特別さもない、ごく自然な「私のやりかた」だと思える>。そういうふうに書きました。

 

今は愛機C202SAに戻っても同じことを思っているので私の言うことはアテになりませんが、前回、そして今回ここまでも、PCの、Chromebookというデジタル機器のレビューでありながら非常に感覚的な話に終始してしまったので、以下、若干補足的に、気に入った点、逆に気になった点も含めて、C223NAを使ってみて気づいたことを、(やや)冷静に書いてみたいと思います。

 

いい知らせと悪い知らせがある。まずは悪い知らせから――。というわけで、今回、お借りして使用しようとして、躓いた点について。

 

いざご対面、と思ったら――。思わぬ不具合に遭遇しました。

 

装飾感のない、シンプルな筐体を逸る気持ち押さえながら開いたのですが……。

 

昨年、2018年に発表、発売されたChromebookのなかでも、私のようなテキスト書き中心の利用を考えている身としては最も琴線に触れた機種として、最も気になっていた端末のひとつであるC223NAを借りることができることになって、私はとてもワクワクしていたのですが、関東の鈴木さんから、関西に住む私のところまでは物理的な距離もありますし、お借りするにあたっては、郵送していただくことになりました。それが9月末のこと。

 

「あれ? 借りたのは12月では?」

 

そうなんです。丁寧に梱包していただいていた荷物をいそいそと開封し、C223とご対面。そしていざ――、とクラムシェルを開いたところ、……。

 

……。

 

起動しない。画面真っ暗のまま、うんともすんとも言わないのです。Chromebookにおいて起動時のトラブルについて、いくつかWeb上でも事例と対処法が紹介されていて、また、鈴木さんも調べて下さって試してみたものの、結局うまくいかず、そのまま鈴木さんの許へ返送。それが一度ではなく、続けて二度、ありました。

 

上段はASUS JAPANのサポートサイトより、下段はタケイマコト(@pcefancom)さんのブログ「Chromebookとレッツノートで快適モバイル生活」より。どちらもASUSのC101PAという機種を例に書かれていますが、これらも試してみました。しかし奏功せず。

 

二回とも鈴木さんの方で、ASUS JAPAN直営の販売&サービス拠点であるASUS Store Akasakaに持ち込まれて、海外から購入した国内版ではないC223NA-DH02(C223NAはASUS JAPANより日本語キーボード搭載の国内モデルも出されていて、そちらはC223NA--GJ0018)であるにも関わらず、国際保証のある機種であるということで修理することができたそうです。個人で好き好んで使う分には、ユーザーが少ないことや、国内発売モデルが少ないことは、私自身、C202SAを意外と手軽にAmazon.comから購入できたことから、そしてこれまで1年以上、不具合なく使い続けられてきたことから、あまり気にしていなかったのですが、こうしたアフターサービスや保証を考えると、国内での普及をもう少し、期待したいところ。とはいえこのC223NAは、先ほど書いたように国内でも発売されているモデルではあります。

 

今回の出来事は、自身が購入する際に考慮すべき条件(入手経路やサポート等)について、改めて考える機会になりました。

 

 

二度も鈴木さんの手を煩わせたことから、「C223NAと鈴木さんにとって、私が疫病神かも知れないな」と思っていたのですが、鈴木さんの方から「無事直って戻ってきたので、もう一度送りましょう」と言ってくださったこともあり、使わせていただき、前回、レビューさせていただくことができました。

 

今回の不具合は、たまたまなのか、Chromebookとして、あるいはこのC223NAという機種として、よくあることなのかはわかりません。なので今回の事例で「C223NAはダメだ」「ASUSはダメだ」というつもりはまったくないし、むしろ国際保証として海外モデルを(国内で)修理対応してくれるというのは手厚いサーヴィスであると言えるでしょう。私自身は関西在住のため、ASUS Store Akasakaに修理持ち込みすることは現実的でありませんが、以前、東京出張の際に店舗を訪れてみて、自身のC202SAを持ち込んでサポートについて伺ったことがあり、その際、郵送での修理対応も可能とのことで、安心した覚えがあります。実際のところ、トータル3万円弱(約26,000円)で購入したC202SAが今後不具合があって修理が必要になった場合、費用面も含めてどうするのか、自分でもまだ想像がつきませんが、選択肢として、国内で修理受付が可能というのは好ましいことだと思います。そして自分で購入するときの選択の条件として、そうしたフォローまで考慮しておきたいと、改めて思った次第。

 

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――というわけで、具体的な使い勝手の部分で、「気に入ったところ」「気になるところ」に触れてみようと思っていたのですが、ちょっと長くなってしまったので、それについてはもう一度、稿を改めて書いてみようと思います。 

 

 

【C223NAの試用レビュー1回目。「書くこと」の相棒足りうる、シンプルでいい端末です。】

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