ソトブログ

映画と本、自然観察(あるいは40歳、2児の父の日常)

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カメラ用フィルムの購入と現像の現在――ポメラ、Chromebook、フィルムカメラに通じるものを感じて、久しぶりにフィルムカメラを使ってみようと思ったこと。

 

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ポメラ、Chromebookの「道具」感、「文具」感。そして――。

 

 いよいよ6月8日に新型ポメラ、DM30が発売されます。

 

 

当ブログ経由でも、Amazonで予約購入された方がいらっしゃって、(私自身は買える見込みがないので)羨ましいな、と思っています。

 

幾度か書いてきましたが、私がポメラを好きで、愛用している大きな、そして唯一といっていい理由は、「書くこと」(と、それに付随した「読むこと」)だけに注力した機能美、すなわち最良のパートナーとしての「道具」感。

 

――そう、ポメラって、テキスト入力「だけ」できる、というシングルタスク、スタンドアローンであることの魅力。テキスト入力に特化しているがゆえにテキスト入力における体験、使用感の快適さにこだわっている点。そうした機能美に留まらない(あるいはそうした機能美に起因した、といえるかもしれない)フェティッシュな魅力のある端末であって、だからこそ私は、こんな変な文章を書きたくなるのです。

 

新型ポメラDM30は、DM200ユーザーの私にとっても魅力的だけれど、ちょっと惜しいところも感じます。 - ソトブログ

 

言い換えれば、鉛筆やペン、紙(ノート)といった、使い方のはっきりした、シングルタスクの極点といえる文房具と同じようなもの。それを目にし、手に取っただけで何かを書きたくなるようなもの。ポメラを手にし、開いたら書かずにおれない。そんな<アフォーダンス>を感じさせてくれる存在なのです、私にとってポメラって。

 

そして先日、こんなツイートを目にしました。

 

 

――これを読んで、「そう、こちらも私がこの『ソトブログ』を始めるきっかけになるくらい、大好きで最高の伴侶となったラップトップPC、Chromebookの魅力も、私の使い方においては、ポメラと同じような「道具」感、「文具」感に起因するんだよな」と改めて気づかされました。私はChromebookを、ほぼ、ウェブブラウズとテキスト入力にしか使っていません。こう書くと、「ChromeブラウザだけのOSだから、それしかできないんだろう?」と誤解を招くかもしれませんが、Chromebookも使い方によってはかなり広範囲の作業ができるものです。今はAndroidアプリへの対応も進んでいますし、エッジなユーザーのなかにはスマホも持たずChromebookのみでほとんどの作業を完結させている方もいるくらいです。

 

教育市場向けでポップなデザインのC202SAは、耐衝撃ボディや傷の付きにくい(=目立たない)シボ加工した天板など、タフネス使用も合わせて、気兼ねしない「道具感」に充ちています。

 

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いや、話が逸れました。例えばこうしたブログの執筆のような、あるいはレポートの作成のような、調べ物をしつつ書き物をする作業をすることにおいて、非常にストレスフリーな使い勝手を与えてくれるのが、Chromebookなのです。立ち上げから作業中、シャットダウンまで、全ての作業が軽快で、Googleドライブをローカルとシームレスに扱えることもあって、テキスト入力くらいならローカルストレージを使うことは、私の場合ほとんどありません。C202SAは16GBと、Chromebookのなかでもストレージ容量の少ない部類ですが、私のローカルストレージ内には、個人ファイルはほとんどいつも「空」です。

 

C202SAのローカル「ダウンロード」フォルダは、作業用に使ったあとは、いつも「空」にしています。

 

フィルムカメラの「道具」としての完成度の高さ。

 

――と、実はここまでは前置きで、今回は実は(といってもタイトルに書いてしまっていますが)、カメラの話、なのです。

 

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上記の、先日の記事でも書いたように、このたびブログ『おふぃすかぶ.jp』の鈴木章史さんの上梓されたKDP書籍『アカウントを持って街へ出よう』の表紙デザインをさせていただいたのですが、そこで表紙の写真に用いたのは、私の妻がフィルムカメラ、アサヒペンタックスSPで10数年前に撮影したスナップショットです。

 

このカメラの発売されていたのは1964〜1972年。実際、妻の使っているものも、団塊の世代である彼女の父が、若い頃に買ったものです。それが今も使い続けられる、ということに、「道具」としての完成度の高さを感じずにいられません。妻のものは、電池を使う露出計が壊れているのですが(電池室の腐食によるここの部分の故障がペンタックスSPは一番多いそうです)、そこは割り切って、マニュアルで使い続けています。こうした使い方が出来るというのは、今の電子機器にはないところかも知れません。無理矢理文房具に例えるなら、消しゴム部分のなくなった鉛筆やシャープペンシルのような。結果、電池なしで使えるというのも素晴らしい。

 

このアサヒペンタックスSPは、往年の一眼レフカメラのなかでも最も普及した「大衆機の王者」といえる機種で、実際、妻の使っているものも、団塊世代である妻の父が、それこそ初任給かそれくらいの頃に買って使っていたものなのです。

 

妻は子育てなどもあって、ここしばらく(フィルムカメラで)写真を撮っていなかったのですが、今回のことがあったからかどうかわかりませんが、ここ最近「また写真始めてみようかな」と言っています。私は妻の写真が好きなので、是非そうして欲しいな、と思って今のフィルムカメラの現状、というか、銀塩フィルムや現像の現状についてちょっと調べてみると、まだまだフィルムの販売もあるし、現像、プリントについても、ウェブ上で発注、撮影済みのフィルムを郵送することで対応してくれるようなところもあるようですね。

 

デジタルの時代になって加速度的に写真が手軽なものになって、インスタグラムのような写真共有SNSの隆盛が云々……、なんてことは私が今さら書くようなこともで何でもないのですが、「いい写真を撮りたい」というときに、「フィルムカメラを使ってみたい」という欲求は今も、というより今だからこそ、少なからず盛り上がってもいます。

 

「現像+CDへの書き込み」のみ、プリントしない。という選択。

 

ざっと見たところでは、現像サービスとしては、プリントをせずに、「現像+CDへの書き込み」だけというのを選べるところも多い。現像済みのネガは手許に戻るわけですし、その後の作業や使い道を考えても、「現像と同時にプリントする」という従来のフィルムカメラの使い方をする必要はないということでしょう。

 

 

例えば格安と評判の上記のショップなら、「35mmネガフィルムの現像+CD書き込み」で324円(税込)です。送料は送付時は自己負担。別途、1本ならメール便で100円。正直かなり安いと思います。

 

フィルムと合わせて、現像まで、1本あたり合計1,000円くらいから始められる。それなら、フィルムカメラ、また始めてみようかな。

 

フィルムはというと、最も標準的なものというとこのあたりでしょうか。「富士フイルム SUPERIA PREMIUM 400」。27枚撮り1本で618円、36枚撮り3本で2,400円。(Amazonにて、2018年6月7日現在)

 

 

これなら、フィルム代と現像代(+CD書き込み)と併せて、1本あたり1,000円程度。しばらく、フィルムカメラから離れていて、「フィルムはお金かかるしなァ」と思って持ち腐れていましたが、試しにやってみる価値はありそうです。

 

リコーGR1v。マグネシウムボディの無骨な質感。これもまた質実剛健な「道具」感。

 

私の手許にも、1台、フィルムカメラがあります。リコーGR1v。そう、現在では高級コンデジの代名詞のひとつとなっている、リコーGRシリーズの、フィルムカメラ時代の名機です。こちらは私が雑誌編集/ライターをしていた頃、たしか新古品で購入したもの。当時(2003、4年頃)は、出版業界でもデジタルも入っては来ていたものの、(私のいた編集部では)まだまだフィルムカメラも使われていて、実際、カメラマンのいない取材時に使っていたものです。

 

久しぶりに引っ張り出してみましたが、こちらの動作にはCR2という電池が必要。取りあえず電池、フィルムを買って、妻とともに一度試してみたいと思っています。

 

 

 【ポメラDM200は、本当に大好きな「道具」です。】

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