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映画と本、自然観察(あるいは40歳、2児の父の日常)

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初心者にもオススメ。軽くて取り回しもよく、野鳥観察も、スーパームーンも見れたフィールドスコープ「Vixen(ビクセン)アロマ 52-A」レビュー。

 

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Vixen フィールドスコープ アロマ52-A (シルバーグレイ) | ビクセン(Vixen)

 

 

双眼鏡と並んで野鳥観察の代名詞、フィールドスコープ。

 

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初心者でも、特別な道具はなくても野鳥観察、バードウォッチングは愉しめる。ということを先日、同じくビギナーである私たち親子の道具とともに上記の記事で紹介しましたが、そんな私達があえて手に入れた特別な道具、それがフィールドスコープです。

 

 

野鳥観察というと双眼鏡の他、ロケットを思わせる望遠鏡、フィールドスコープを覗き込む姿が、自分がバードウォッチングをする以前から思い浮かんで、一度は手にしてみたいと思っていました。息子も同じだったようで、今回、彼の8歳の誕生日プレゼントに購入したフィールドスコープ、Vixen(ビクセン)社の「アロマ 52-A」を紹介したいと思います。

 

フィールドスコープは地上用の望遠鏡で、そのため、像の上下が逆になる一般的な天体望遠鏡(ケプラー式望遠鏡)と違い、プリズムを組み込んで正立像(像の上下と観察物の上下が同じになる)で見られるようになっています。そのため大仰な見た目とは裏腹に意外と直感的に扱うことができる、というのは初心者として私が実際に感じたことです。 

 

コンパクトで可愛い外観、ペットボトル茶よりも軽い460gのスグレモノ、「Vixen(ビクセン)アロマ 52-A」。

  

 

そのなかでもこのVixen(ビクセン)社の「アロマ 52-A」は重さ460gと軽く持ち運びに適した取り回しの良さが特徴の入門機で、フィールドスコープでは珍しく、手持ち用の「ハンドホールディングケース」が付属しています。今回載せている写真はどれもそのケースを付けたままですが、そのまま三脚にも取り付けられますし、本体の保護の上でも安心感があるので、普段はケースを付けっぱなしにしています。

 

フィールドスコープとしては、入門機としてもかなりリーズナブルな価格(Amazonでは16,870円、H30.1.8現在)ですが、ビクセンは特に天体望遠鏡では日本一のシェアを誇る、国内屈指の光学機器メーカーのひとつ。フィールドスコープでは比較的リーズナブルな入門機も多いのが特徴です。

 

実際に観察してみました(野鳥編)。

 

 

実際の観察の様子をご紹介しましょう。近くの川の河口域に近いところで水鳥を観察に行きました。数十メートル先、矢印のところに白い鳥が見えています。付属の接眼レンズは25倍、実際に覗き込んだ像の代わりに、接眼レンズにスマホを近づけて撮影した写真になりますが、だいたいこれくらいのサイズで見ることができます(以下の写真)。

 

 

スマホとレンズが上手くピントがあっていませんが、かなり大きく見えるのがわかります。見えているのはコサギでした。接眼レンズは取替式になっていて、別売りのレンズに付け替えることで倍率を変えることができます。

 

実際に観察してみました(天体編)。

 

そしてこの「アロマ 52-A」は、鏡筒部分に対して接眼レンズが45度傾斜した、少し上から覗き込むタイプの、いわゆる「傾斜型」のフィールドスコープです。実はバードウォッチングでは、本体と接眼部が直線になった「直視型」が好まれる(対象を捉えやすい)のですが、高いところを見る場合には、角度のついた傾斜型の方が見易い*1ため、「アロマ 52-A」実は天体観測にも適しています。

 

そして前述したようにフィールドスコープは正立像が得られるため、空を見るときに上下が逆の天体望遠鏡だと私のような不器用なビギナーにはなかなかうまく目標に合わせられないのですが、「アロマ 52-A」では比較的容易に目標物を視野に入れることができます。先日、2018年1月2日のスーパームーンを捉えた画像がこちらです。

 

フィールドスコープ「アロマ 52-A」にスマートフォン、「Huawei P10 Lite」を取り付けて撮影。写真はトリミングしています。

 

今回は、下記のスマートフォンを接眼レンズに固定させる、汎用のアダプターを購入し、「アロマ 52-A」に取り付けて撮影してみました。

 

 

フィールドスコープにはコンデジや一眼レフを取り付けて、フィールドスコープを望遠レンズとして撮影する「デジスコ」という手法があり、各社のフィールドスコープには、そのためのアタッチメントが用意されており、ビクセンのフィールドスコープでもデジスコを行うことができます。いずれはそういう方法も試してみたいですが、スマホを使った簡易的な撮影でも、意外と愉しめます。

 

光学機器ですから、フィールドスコープの世界もいくらでも上があり、お金をかければより高品質な機材もありますが、こういう手軽に始めることのできて、しかも安いだけじゃない、使い勝手の良さのある機種が、信頼できるメーカーから出されているのは頼もしいですね。これをきっかけに、私たち親子もこれからも野鳥観察、自然観察を愉しんでいきたいと思います。

 

【今回購入したフィールドスコープと周辺機器】

 

何より軽くて取り回しがよく、子どもとの観察行には最適でした。今後より上位の機種を手にすることもあるかもしれませんが、「最初の1台」としては、私たちにはとてもフィットしました。

 

三脚もピンからキリまでありますが、今回の「アロマ52-A」に合わせてこちらを購入しました。リーズナブルながらアルミ製で意外と軽く(1.02kg)、コンパクトなアロマ52-Aとの相性もいいな、と感じています。

 

接眼レンズにスマホのレンズを合わせるのが難しいのですが、あらかじめセットしておくと十分撮影できます。野鳥撮影でも一度試してみたいと思います。

 

 【過去記事より:普通のカメラや双眼鏡、あるいは何もなくても、野鳥観察は愉しい。】 

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*1:この点で、子どもにも覗き易いということで私は今回これを選んだのですが。