――ふと思いついて、仕事を早めに切り上げて歯医者に行った帰りに寄ったモスバーガーで、愛機Chromebook C202SAを開いて、これを書いています。
自分のライフスタイルにない使い方を、ちょっとしたロールプレイとして。
今の仕事では出先でパソコンを開くというような機会は全然なくて、そもそも私用のPCを仕事で使うこともないので、こうしたことをするのはChromebookでは初めてなのですが、ちょっとしたロールプレイの気分です。ちょっと恥ずかしい。普段こういうふうに外で仕事をする人は、そんなこと全然感じないのでしょうか。
コーヒーはちょっとやばいかもしれないけど、多少の水なら大丈夫なキーボードを持つC202SAは、こういうところでも安心感があります(本当にこぼしたくはないけど)。
10年程前に雑誌や書籍の編集者・ライターをしていた頃にはまだ、ラップトップを持ち出して外で文章を書いて送る、みたいなことは一般的ではありませんでした。いや、そうでもないのかな。その頃知り合った、今もPC、ガジェット専門のライターとして第一線で活躍されている先輩は、当時からそんなふうだったかも。
<あり得たかもしれない現在>を想像してみたら、“やりたいこと”が見えてくる。
ともかくこうしていると、先日観返して前回の記事でレビューした映画『ガタカ』や、こちらも以前触れた『ミスター・ノーバディ』のようなストーリーを思い出して、<あり得たかもしれない現在>という言葉が思い浮かびます。
平行世界や<あり得た私>の想像/創造は、SFの十八番ですね。どちらも大好きな映画。
もしも今私がライターのような仕事をしていたら、彼(私)にChromebookを、そしてできればこのC202SAを、教えてやりたいな、と思うのです。軽快なOSでサクサク作業できて、しかもC202SAであれば耐衝撃、耐水(キーボード)仕様。こういうところで水やコーヒーをこぼしがちなおっちょこちょいな私でも、あまり気を使わなくていいし。何よりラップトップは「仕事道具」ですから、他OSに比べてリーズナブルなハードなのは気が楽だし、よく言われているようにGoogleアカウントがあればどこでも、どの端末でも同じ環境ができるというのは便利だろうな。
――というような、Chromebookユーザーであれば、使っていればわかることをわざわざ思うのは、私は今はこのC202SA一台しか使っていないし、前述したようにモバイル使用をすることも(こうしてロールプレイするくらいしか)ないので、意外とその恩恵を“実感”したことなかったなぁ、というのがあるからです。
ネット環境は単身赴任先での自宅回線代わりのWiMAX。C202SAを開いてすぐに繋がって、なかなか快適です。
あまのじゃくな私のことだから、もし今ライターをしていても、おそらく人に薦められる前に、MacBookじゃなくてChromebookを使っていたと思います(そして今の私と同じように甲斐性なしだから、MacBookを買う余裕もないでしょう)。
そういう平行世界を想像しながらこういう文章を書いていると、先日書いたポメラDM200がやっぱり使いたくなってきます。そして平行世界の自分にこう言ってやりたい。「書き仕事は辞めちゃったけど、文章書くのは止めてないよ。」と。
私はもうほとんど「買おうかな」と決めかけている、ポメラDM200。
このロールプレイ、結構愉しかったです。そしてChromebookとスマホだけで、ブログの更新もできちゃいました。C202SAに限らず、Chromebookはタッチパッドの使い勝手がよく、マウスなしでもスイスイ作業できます。
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