Chromebook界隈ではC101PAやPixelbookが話題ですが、私は自分なりに自宅のChromebook環境を整えるのが愉しい。
今、Chromebook界隈では、先頃国内モデルの発売されたASUSの3製品、特に「Chromebook Flip C101PA」や、国内未発売ですがGoogle謹製のChromebookのハイエンドモデル、「Pixelbook」が話題ですが、私はひとり、せっせと愛用のASUSのChromebook、C202SAを中心としたデスクトップ環境を整備しています。
- Chromebook界隈ではC101PAやPixelbookが話題ですが、私は自分なりに自宅のChromebook環境を整えるのが愉しい。
- C202SAは、USB(TypeA)とHDMI(TypeA)ポートを有し、リーズナブルな周辺機器選びに困らない(=お財布に優しい)良マシンです。
- 自分にとって「本当に必要なもの」を考えて買うという快楽。
というのも、私のライフスタイルでは毎週末の単身赴任先→自宅の移動で持ち出すことはあっても、出先でChromebookを使うことはほとんどありません。そこでウィークデイを過ごす部屋で、快適にChromebookを使いたいと思い、カスタマイズを考えました。
本来教育市場向けのオーソドックスな普及価格帯モデルであるC202SA。普段使いには大きな不満もなかったのですが、ただ1点、11.6インチ、1366×768のアンチグレア液晶は、部屋のなかで使うにはサイズ的にも液晶の鮮明さとしても、少し物足りないものがあります。
そこで、PC廻りで凝ったことをしたことのない私ですが、外部ディスプレイとキーボードを繋ぎ、据え置き環境を作ってみることにしました。といってもただ購入して繋ぐだけですが、スマートフォンやタブレットのBluetoothキーボードなどは別として、あまりPC関係の周辺機器にお金をかけたり、そもそもカスタマイズしたことなどありません。今回もできるだけお金をかけずに、快適な環境を実現したい。
というわけで今回、購入して揃えたのがこちら。

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購入時(2017.10)11,980円(タイムセールで13,980円→2000円引)

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購入時(2017.10)648円
C202SAは、USB(TypeA)とHDMI(TypeA)ポートを有し、リーズナブルな周辺機器選びに困らない(=お財布に優しい)良マシンです。
ASUSフレームレスモニター23インチ VZ239HR
ディスプレイは液晶の品質、デザイン等ピンからキリまで。サイズも様々ですが、住んでいるのがあまり広くないワンルームですし、これくらいがちょうどいいかな、と。部屋にはテレビもないので、動画配信サービスで映画などもこれで観ています。Full HDのIPS液晶としては、リーズナブルな方でしょうか。同じASUS製でC202SAと似合うし、薄型でスタイリッシュな外観も気に入っています。
AUKEY ワイヤレスキーボード KM-W5
C202SAのキーボードとタッチパッドが(私には)使い心地がいいので、そのまま2画面で使おうとも思いましたが、1画面でよりデスクトップっぽい環境にした方が集中して作業出来そうだと考えて、外付けキーボードを購入しました。モバイルバッテリー等でANKERとともに有名な?、AUKEY社のこれは、ごく普通のテンキー付きのワイヤレスキーボードですが、決め手はUSB接続であることと、USキーボードであること。
Chromebook全般がどうなのかわかりませんが、C202SAはBluetoothによる外部機器接続が不安定です(私の環境の問題か、個体差かも知れませんが)。キーボードも手許にあるApple Wireless Keyboard(JIS)、Microsoft Universal Foldable Keyboard(JIS)などを試してみましたが、やはり接続に手間取ります。また、C202SAがUSキーボードなので、できるだけ同じ使い勝手と思い、USB接続によるワイヤレス、かつUSキーボードである本機を選びました。Chromebook特有の「検索キー」は「Win」キーが対応しています。それでいてChromebookには独立したキーがないDeleteキーや、テンキーもあって更に使いやすくなりました。
価格もリーズナブル。質感などは価格なりですが、シンプルなデザインで悪くない、というかむしろ好ましいルックスです。キー配置もオーソドックス、キーストロークもやや深めでC202SAによく似ています(個人的な実感レベルですが)。ここは事前の私の狙い通りで、C202SAのキーボードは私的にはとても打ちやすいものですが、普及帯のモデルであって、質感はそれほど高くありません。どちらも同じくらいの頻度で使うはずなので、できるだけ近い使用感のものがいいな、と思っていたのです。
その他(エレコム USBハブ U2H-TZ300BBKなど)
マウスは手許にあったものを流用。マウス、キーボードともにUSBドングルによる接続で、C202SAのUSBポートは左右にひとつずつなので、そのまま挿すと全て塞がってしまいます。USBメモリ等を挿すポートを開けておきたいこともあり、直挿しのUSBハブを購入しました。このハブは2センチほどの厚みがありますが、C202SAの比較的厚みのある筐体のおかげで浮いてしまうこともありません。モバイルPCというとより薄い方がクール、スタイリッシュという先入観や流行もありますが、使い勝手という意味ではこの厚みがいい場合もあります。それに、私はこのもこっとした厚みも含めて、C202SAの筐体デザイン自体、とても気に入っています。
自分にとって「本当に必要なもの」を考えて買うという快楽。
――というわけで、上記4点の合計で15,225円。26,000円ほどで購入(Amazon.comにて)したC202SAと合わせても、この環境が4万円あまりで実現できました。コストパフォーマンスがどうこう、みたいな話はあまりするつもりもないですし好きではないですが、「自分に本当に必要なもの」を考えて買い物をすることは、純粋に快楽性があると思っています。この環境を生かすも殺すも自分次第。これからもChromebookライフを愉しんでいきたいと思います。
【Chromebookについての過去記事より】
ASUS Chromebook C202SAの使用感、私が感じた魅力についてレビューしています。
Chromebookで愛用しているAndroidアプリ、人気テキストエディタ「Jota+」の使用感について。