ソトブログ

映画と本、自然観察(あるいは40歳、2児の父の日常)

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台風前日。小雨のなか河川敷でバードウォッチング。私たちのマイ写真図鑑に“イソシギ”が加わる。

 

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今週のお題「休日の過ごし方」

 

 

先週に続いて週末になって天気が崩れて来るなか、土曜日の朝は台風はまだ未着だっため、小雨ながら、小2の長男といつもの下流域へ向かいました(会津川/和歌山県田辺市)。先日来、そろそろ冬鳥がやって来ているみたいだ、ということで、河川敷を歩きながらの身近な野鳥観察です。

 

バードウォッチング初心者の私たちのミッションは、見つけた鳥の写真を撮ってマイ写真図鑑を作ること。日本国内では600種以上の野鳥を見ることができるといいますが、図鑑で眺めていた鳥たちを、実際にこの目で見て写真を撮って、図鑑の記述を書き写してみる――という作業をしてみるまでは、身近な鳥でさえなかなか区別できませんでした。

 

私たちの手作り鳥図鑑と、標準装備。

今年の初めから作り始めた「鳥の図鑑」は現在、41種。身近な生活圏で見られる鳥は、年間40〜50種類だそうですから、順調なペースだと言えそうですが、それよりも、例えば道を歩いていたり、車を運転したりしているときに目の前を横切る鳥たちを、いくらかでも見分けることができるようになるのは、思っていた以上に愉しいものです。社会人として世のなかの仕組みを知るように、小説や哲学を読んで人間の叡智に触れるように、世界がほんの一ミリでも自分に近づくような、ちょっと大げさにいうとそんな快感。

 

私たちの標準装備は双眼鏡と単眼鏡(どちらもホームセンターや家電量販店で買える安価なもの)と、光学40倍ズームのコンデジ(Canon PowerShot SX410IS)。

Canon PowerShot SX410IS。運動会用に、と買った光学40倍ズームがこういう形で生きるとは、思っていませんでした。

 

小雨降るなかで見つけた鳥は?

いつものように河川敷に車を止めてJRの架橋の下へ行くと、向こう岸にアオサギとダイサギが悠然としています。川沿いを上流に向けて歩いてみると、今日はマガモがいました。メス2羽、と思いましたが、右側はオスのエクリプス*1かな? カモや水鳥の類は何かしら見かけますが、同じ場所でもその日によって違ったりするのが、面白いです。

 

右側のは嘴が黄色いので、オス(エクリプス)かな、と思うのですが。

 

私たちの数十メートル先に、スズメか、スズメより少し大きいくらいの、白っぽい鳥がいます。最初はこのあたりでもよく見かけるハクセキレイかと思いましたが、少し茶色っぽいような。先を行く息子にちょっと待って!と声を掛けて、めいっぱいズームで、急いでシャッターを切ります。手ブレ防止のため、2秒のセルフタイマーをかけてできるだけカメラを動かさないようにして。こういう動作はだいぶ慣れてきました。

 

小鳥がコンクリートの間の地面をつついています。もう少しズームしてみると――、

 

――撮れた写真を見ると、やはり今まで撮ったことのない鳥でした。私のスマホに入っているKindle版の『ヤマケイ文庫 くらべてわかる野鳥』(山と渓谷社)と、息子の持参した『鳥(小学館の図鑑 NEOポケット)』(小学館)を見比べた結果、イソシギだとわかりました。シギ類はまだ写真に収めたことがなく、私も息子もわかっていませんでした。バードウォッチャーでなくても、「そんなのも知らないの?」と言われそうですが、私たちはまだまだそんなもの。でもこれで、私たちの鳥図鑑、私たちのライフリストは久しぶりに増え、42種になりました。それだけで雨の日の朝にウハウハできる私たちはキラクなものかもしれません。

 

――イソシギでした。肩に食い込む白い部分が、特徴だそう。

 

二人ともそれで満足して、川沿いを折り返し、向こう岸の青いビニール紐のゴミをカワセミと間違えたり、川面をなぜか先を急ぐように進むオオバンを見たりしながら、昼食のハンバーガーを買って帰りました。

 

一眼レフやデジスコなどを使った、本格的な野鳥写真、というのもいつかは挑戦してみたいですが、今はこうして「証拠写真」的なものでいいから、ポケモン図鑑を作るようにコレクションしていくのが私と息子の愉しみとなっています。

 

オオバンが私たちの目線の先を、ぐいぐい進んでいきました。

 

図鑑作りは息子のリクエストで、私の役目。おかげでこれで結構、鳥を覚えています。

 

Canon デジタルカメラ PowerShot SX410IS 光学40倍ズーム PSSX410IS

Canon デジタルカメラ PowerShot SX410IS 光学40倍ズーム PSSX410IS

 
Kenko 単眼鏡 7×18 7倍 18口径 対物フォーカスタイプ 軽量・コンパクト 100882

Kenko 単眼鏡 7×18 7倍 18口径 対物フォーカスタイプ 軽量・コンパクト 100882

 
Kenko 双眼鏡 CERES 10×21 CF ポロプリズム式 10倍 21口径 軽量・コンパクト メタリックブルー 101183

Kenko 双眼鏡 CERES 10×21 CF ポロプリズム式 10倍 21口径 軽量・コンパクト メタリックブルー 101183

 

こういう安いものでも、以外にちゃんと見れるし、何より軽いし取り回しがいいので、子どもにも使いやすいのです。 

 

ヤマケイ文庫 くらべてわかる野鳥 文庫版

ヤマケイ文庫 くらべてわかる野鳥 文庫版

 

家でパラパラめくって眺めるには文庫版もいいですが、出先で調べるときにはKindle版、重宝しています。 

 

鳥 (小学館の図鑑 NEOポケット)

鳥 (小学館の図鑑 NEOポケット)

 

無数にいる虫や、植物などと違い、野鳥、というのは日本国内で600種類台くらいなので、子供向けの図鑑でもほぼ網羅的に載っていて記述も平易なので、大人の初心者(私です)にも最適。私たちの自作図鑑の記述も、こちらを書き写しています。

 

【過去記事より】

sotoblog.hatenablog.com

 

sotoblog.hatenablog.com

 

*1:Wikipediaより:カモ類の雄は派手な体色をするものが多いが、繁殖期を過ぎた後、一時的に雌のような地味な羽色になるものがおり、その状態を指す。