ソトブログ

文化系バーダー・ブログ。映画と本、野鳥/自然観察。時々ガジェット。

ソトブログ

読書

野鳥/映画/登山/アロマテラピー/そして日常――そんな小説集『踊る回る鳥みたいに』、リアル店舗展開中です。【書店編】

拙著・小説集『踊る回る鳥みたいに』、舞台である和歌山県内の、いくつかの個性的なリアル書店さんでご購入いただけます。

ポッドキャスト、始めました。読書/本読みの愉しさに色んな角度から光を当てるラジオ「ア・ピース・オブ・読書」配信中です。

ポッドキャスト、始めました。Youtubeラジオ/Podcast番組。小説家/ブロガー/フィッシュマンズナイト大阪DJ/日本野鳥の会会員の津森ソトが、盟友のミュージシャン・スギーリトルバードを聞き手に、2人の対話を通して、読書の愉しみ方をあらゆる角度から探…

ブックレビュー“読む探鳥”:黒川創『かもめの日』/チェーホフ『かもめ』/宮沢章夫『チェーホフの戦争』――「ヤー・チャイカ(わたしはかもめ)」という声が繋ぐ、120年の過去・現在・未来。

文学作品やのなかに鳥を探す「読む探鳥」のシリーズ、今回は黒川創の小説『かもめの日』から、その着想の元もあるチェーホフの戯曲『かもめ』、劇作家・宮沢章夫による「かもめ」の読み、『チェーホフの戦争』まで。

本ブログ発の書籍第1弾『踊る回る鳥みたいに』をリアル書店「ivory books(アイボリーブックス)」さんでもご購入いただけるようになりました。

本ブログでの連載小説をまとめた拙著『踊る回る鳥みたいに』。これまでAmazonのみの取り扱いでしたが、このたび、こちら和歌山県、白浜町のリアル書店「ivory books」さんでご購入いただけるようになりました。ここだけの付録付き。どうぞよろしくお願いしま…

“それでもわたしたちは、世界を信じられるか?”――2022年7月8日/コンピュータは失敗に対して辛抱強い/アーサー・C・クラーク

元首相が銃撃されたその日、わたしは仕事帰りに最近懇意にさせていただいているある人に会った、ニュースは直前にスマホで眺めただけで、それが何かを終わらせ/何かの始まりを告げるできごとであろうことは直感的にわかった、(中略)それでもわたしたちは…

ブックレビュー“読む探鳥”:三品輝起『雑貨の終わり』――夜空のカラス、野球場のツバメ、わたしたちの近未来。

身のまわりのあらゆる物が<雑貨化>し、果ては物と雑貨の壁が壊れ、やがて「モノからコト」へ。雑貨とは何かについて系統立てて論じた世界唯一の文筆家にして雑貨店主、三品輝起の傑作を、「野鳥文芸」として読み解きました。

【Tips】KDPで原稿を更新/改訂したのに自動配信されない場合の対処法。――知識ゼロから作る電子書籍/KDP(Kindle Direct Publishing)の軌跡 004

KDPでは、発売後の書籍についても随時、原稿を更新して再アップロードできます。最新版は既購入者へも自動配信されることになっていますが、されないケースがあります。この場合の手動(カスタマーサービスへ連絡し更新してもらう)手順について解説します。

ブックレビュー“読む探鳥”:友部正人『バス停に立ち宇宙船を待つ』――「ここには虫や鳥や果物や草と/人間とを遮るものがない」

友部正人さんによる、2015年の詩集『バス停に立ち宇宙船を待つ』に収められた全35篇のうちに、鳥の出てくる詩が2篇あります、そのひとつ、「ウォーカー・バレー」という詩がわたしは好きです、その詩はわたしたちと鳥たち、わたしたちとわたしたちどうしを遮…

KDPでペーパーバック(紙の書籍)版を作ってみました。――知識ゼロから作る電子書籍/KDP(Kindle Direct Publishing)の軌跡 003

先日、電子書籍(Amazon Kindle版)として発売したばかりの<野鳥小説>集『踊る回る月みたいに』。今回、ペーパーバック版(紙の書籍)としてもAmazonにてリリースしました。価格は電子書籍よりちょっと高めですが、紙の本じゃなきゃ、という方にぜひ手に取…

ブックレビュー“読む探鳥”:保坂和志『ハレルヤ』――「低く飛ぶツバメの鳴き交す声が忘れられない」

小説家・保坂和志さんの愛猫、花ちゃんとの18年8カ月を描く小説「ハレルヤ」。そこにもいた飛び回り、鳴き交わす鳥たち。踊る猫と鳥たちは、生きていても死んでいてもかけがえがない。

知識ゼロから作る電子書籍の軌跡 002「コンテンツ編」:ブログの書籍化/著作権(引用・歌詞)について

AmazonのKDP(Kindle Direct Publishing)で電子書籍を出版するにあたり、気づいたことをまとめていきます。今回はコンテンツの中身について。「KDPセレクト」と「引用と著作権」についてまとめています。

【電子書籍】『踊る回る鳥みたいに』(野鳥文芸双書 #001)を、当ブログのKDP(Kindle Direct Publishing)第一弾として発売しました。

当ブログで連載した小説+αをまとめた『踊る回る鳥みたいに』(野鳥文芸双書 #001)を、Kindle書籍として発売しました。野鳥好き、小説好きの方だけでなく映画好き、音楽好きにも楽しめる内容です。どうぞよろしくお願いします。

ブックレビュー“読む探鳥”:ルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』――既にそこにいるものたち。

岸本佐知子さんの名訳で、日本でも広く反響を呼んだルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』。そのなかにも野鳥をみつけるのが、文化系バーダー・ブロガーの本懐。なんて手前味噌よりも、既にそこにいるものたちを描くルシア・ベルリンの凄み。

“遠くへ急ぐ君を見たくて”――Music for Slow Joggers(スロージョギングのための音楽プレイリスト)002

走りながら聴いて愉しい音楽、特に、ゆっくり走る「スロージョギング」で聴きたい音楽をプレイリストにコンパイルするシリーズ、第2回。フィッシュマンズ、ミゲルからcero、HONNEなど。

森岡正博『人生相談を哲学する』(生きのびるブックス)を読んで。――「生きにくさ」という幸福から、絶望さえも下支えする根源的な希望へと。

哲学者・森岡正博さんの新刊、『人生相談を哲学する』(生きのびるブックス)。本書でもわたしは、わたしが心のなかにずっと持ち続けたい、と思える言葉に出合いました。

【連載小説】「踊る回る鳥みたいに」――第15回(最終回) “オンブラッセ・モワ”

連載小説「踊る回る鳥みたいに」第15回(最終回)。本作は今回で連載終了となりますが、今後加筆・修正の上KDPにて電子書籍として刊行する予定です。

「新しいピースで埋めていく」――梨木果歩『ほんとうのリーダーのみつけかた』/長男のオリーブ茶/『働くことの人類学』/ハラリ『サピエンス全史』/『ランニングをする前に読む本』/具志堅用高さん/「生きのびるブックス」のこと。

「あなたを構成する一部分が欠けてしまったときには、欠けた部分を、今までのあなたの持っているものとは違う、『新しいピース』で埋めましょう」そんなアドヴァイスから、考えたこと、「生きのびる」こと。

【連載小説】「踊る回る鳥みたいに」――第14回 “この現実が、映画や芝居のセットみたいなものだと考えたら”

連載小説「踊る回る鳥みたいに」第14回。/折口信夫原作、近藤ようこ作画『死者の書』。それを読んで、折口信夫をウィキペディアで調べた。「何でも調べられる世の中だから、何を調べて、何を調べないかを、あなたは試されているんだよ」いつも誰かにそうい…

【連載小説】「踊る回る鳥みたいに」――第13回 “童話の雪辱”

連載小説「踊る回る鳥みたいに」第13回。/ローカルニュースだった。ある動物園で動物たちの運動会をしていた。ウサギとカメが、「童話の再現」としてレースをしたんだそうだ。

ブックレビュー“読む探鳥”:マイク・スピーノ『ほんとうのランニング』――読んで鳥に出逢い、走れば傍に鳥たちが。

鳥とは縁もゆかりもないはずの本、マイク・スピーノ『ほんとうのランニング』で野鳥に出逢い、ジョギングを始めたら、外にはいつものようにいる鳥たちがわたしを励ましてくれている(ような気がする)。本はつまり、役に立つ!

【連載小説】「踊る回る鳥みたいに」――第12回 “ベースボールのフィールドではない場所はどこにもない”

連載小説「踊る回る鳥みたいに」第12回。/「野球ってさ、マウンドからホームベースまでの距離とか、ベースとベースのあいだの距離、角度とかは決まってるけど、ファウルゾーンの広さとか、ホームから外野フェンスまでの距離が決まっていないじゃない」

【連載小説】「踊る回る鳥みたいに」――第11回 “笛と鳴き声”

連載小説「踊る回る鳥みたいに」第11回。/カズちゃんが汽笛に合わせて、「プォーー」といった。/電線の上のカラスが飛び立って、「ガァーー」と濁って鳴いたのでハシボソガラスだった。

【連載小説】「踊る回る鳥みたいに」――第10回 “おっちゃんのリズム”

連載小説「踊る回る鳥みたいに」第10回。/おっちゃんのリズム。お守りみたいな言葉だと思った。/来た道をそのまま、当たり前だが逆方向に、ひとりで帰ることになるが来た道と帰る道は違った。

現実のオンライン――『おじいちゃんの くるま どこ?』(作・みねお みつ、「ちいさなかがくのとも」2022年3月号)を読んで。

福音館書店の月刊絵本「ちいさなかがくのとも」。その感想文の掲載誌『おじいちゃんの くるま どこ?』を送っていただいたので、今号の感想を、記事として書いてみました。

【連載小説】「踊る回る鳥みたいに」――第9回 “タイムリミット・サスペンス”

連載小説「踊る回る鳥みたいに」第9回。 やがて人類は貨幣を使わなくなるでしょう。/わたしはその言葉を当たり前のこととして聞いていた。同時に、そんな日が来るなんてまだ想像できなかった。妹のダンナの雅文くんがいった。

ブックレビュー“読む探鳥”:坂口恭平『土になる』――すべての美しい鳥=猫=畑=土=坂口恭平。

坂口恭平『土になる』は、読者として、書かれていることすべてが著者にとって本当のことだと1ミリの疑いもなく感じられる、本当に稀有な一冊。そして全ページ中9.2%のページに鳥が出てくる。鳥の本じゃないのに。バーダーにとっても奇跡みたいな本。

【連載小説】「踊る回る鳥みたいに」――第8回 “ムーミン谷は閉店中”

連載小説「踊る回る鳥みたいに」第8 回。歩くことでドラマが生まれる、もしくは、歩くことそのものがドラマ。それがどんなにささいなものでも。

ブックレビュー“読む探鳥”:池内紀『海山のあいだ』――海山のあいだの黒い鳥たち。

カラスを意味する姓を持つフランツ・カフカの個人全訳で知られる翻訳家、池内紀さんの山の本、『海山のあいだ』。本書に何度か、印象的に登場する「黒い鳥」に触れながら、文筆家としての、池内紀さんの魅力を紹介します。

詩 #005―― 「それが詩だと思えれば何でも」

自作詩の連載、5回目。今回のはさすがに詩といえないかもしれないが(これまでのも)、「詩」としてテキストを書こうとするときの、現時点での率直な感じ感について、書きました。

詩 #004―― 「私にとってナラティブの力は」

自作詩の連載、4回目。今回の詩は、書いた内容と同じように、書かれた(わたしがここに書いた)ものが全てで、行間には何もない、とわたし自身は思っています。