ソトブログ

映画と本、自然観察(あるいは40歳、2児の父の日常)

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自然観察

シルヴァーライニング、普通の日――あるいは夕暮れの秋空の下、タマキビガイがいて。

こういう話はどこから始めていいのか悩むもの。なんて、それが「どういう話」か前置きせずに書き始める私も卑怯者だけれど――、話は可能な限り具体的なところからするべきである。というのが定説です。というわけで今日(月曜日の夜)は、ひとりの部屋で『し…

「秋のひき岩群を歩こう」――自然観察教室でウォーク・オン・ザ・ワイルド・サイド。

今回参加したのは、その名も「秋のひき岩群を歩こう」。自然豊かな場所として国民休養地に指定され、かの南方熊楠もフィールドワークしたというひき岩群の地を午前中いっぱいトレイルウォーキングしながら、目の前の植物たち、生き物たちに触れてみようとい…

生き物の宝庫「鳥の巣半島」で、今日は海辺の観察会。

先日上記の記事で紹介した「植生調査」に親子(小学生の長男と私)で継続的に参加して訪れている<鳥の巣半島>。こちら和歌山県田辺市のこの半島のみどころは、陸地の植生、生き物だけではありません。先日、鳥の巣半島で開かれた「海辺の生き物観察会」に…

南方熊楠記念館で粘菌探し。和歌山県立自然博物館主催イベントにて。

小学生の長男と私の、休日のいちばんの愉しみとなっているフィールドワーク、自然観察教室。去る2018年10月13日は、白浜町にある<南方熊楠記念館>での、「キノコや粘菌をさがしてみよう!」という教室に参加してきました。今回の教室は、海南市にある和歌…

吉野熊野国立公園「鳥の巣半島」で、春・夏・秋と植生調査。定点観察の愉しみ。

春・夏に続いて秋の「鳥の巣半島 植生調査」に参加。季節ごとの自然の移り変わりを見つめるいい機会になりました。 久しぶりの「自然観察」カテゴリの更新です。 当「ソトブログ」は、もともと小学生の長男との、地元の自然観察教室を中心とした野外活動につ…

オトナの自由研究「北陸旅行篇」vol.2――<いしかわ動物園>でトキが見られる!

8月のアタマに2泊3日で行った北陸旅行のなかで、特に印象に残ったのはこちら、<いしかわ動物園>でした。動物園、なんて私のように小学生や小さい子どものいる家庭にとって何も珍しくもないところで、わざわざ遠出した夏休みの旅行先で行くこともないじゃな…

オトナの自由研究「北陸旅行篇」vol.1――夏休みに行った兼六園で、図らずもバードウォッチング。

夏休みというと、地元の自然観察教室も「夏休みモード」で回数も内容もぐっと充実したものになります。今年も昆虫採集、植物標本作り、プランクトンや粘菌の観察などなど、たくさん体験したのにも関わらず、ここまでその記録を文章に、ブログにまとめること…

新宮市熊野川町の<たんぼ水族館>でトンボ三昧――「熊野学講座 自然探訪スクール」にて。

去る2018年7月1日、いつもの地元・和歌山県田辺市の自然観察教室ではなく、お隣の新宮市主催の「熊野学講座 自然探訪スクール」の講座「トンボを調べよう」に参加してきました。なんとここでは年間を通して45種ものトンボが観測されているというトンボの宝庫…

環境省レッドリスト掲載種<ウチヤマセンニュウ>を観ました。――孔島・鈴島の探鳥会にて

5月27日、いつものように小学生の長男と二人で自然観察会に出かけました。今回のターゲット、ではなくて観察対象は、野鳥のウチヤマセンニュウ。環境省レッドリスト絶滅危惧ⅠB類の希少種で、冬は中国(中華人民共和国)南部などで越冬し、日本では繁殖期であ…

見つけたモノはどんどん撮影、記録。“自然観察登山”はこんなに愉しい。――和歌山田辺・龍神山にて【後編】

行楽日和、登山日和に恵まれた5月20日。自然観察教室として小学生の息子とともに参加した地元、和歌山県田辺市の龍神山(標高496m)への登山イベント。今回は、その道中で出逢った生きものたち、植物たちを紹介していきたいと思います。

自然観察教室で低山登山。眼前に拡がる自然に目を凝らしながら歩く、自然観察で役立ったアイテムを紹介します。――和歌山田辺・龍神山にて【前編】

先日、よく晴れた5月20日の日曜日。当ブログで何度も紹介している和歌山県田辺市、ひき岩群国民休養地「ふるさと自然公園センター」 の自然観察教室で、地元の霊峰として知られるその名も「龍神山」への登山に行ってきました。ここでは山歩きで行った<自然…

ため池の周囲に多様な生態系が広がる「鳥の巣半島」で、植生調査(自然観察会)に参加しました。

当「ソトブログ」、始めるきっかけとなったのは今も愛用しているASUSのChromebook、C202SAというラップトップPCを買ったからですが、何を書こうか、と思って真っ先に浮かび、初めて記事にしたのは長男との自然観察のことでした。何度も紹介してきたここ和歌…

この季節になると気分が浮き沈みするけれど、赤江珠緒さんの復帰した『たまむすび』を聴くだけで少し嬉しい。

季節感と気分、というのは年月を経るごとに固定化するのか、あるいはきっかけは何なのか、人それぞれだとは思うけれど、私はどういうわけか、この季節になると気分が浮き沈みします。そんな人は多いと思うけれど年を取るごとに桜が好きになってきて、特に今…

And Your Bird Can Sing.――外を歩けば鳥がいる限り、世界は楽しい。

昨年、2017年1月頃から小学生の息子(長男)と野鳥観察を始めました。――きっかけは何だったか、当時1年生の息子と自分たちで見かけた、見つけた鳥たちの写真を撮ってスケッチブックに貼り付けた自分たちの図鑑を作ろう、ということで始めたMy(Our)写真図鑑…

2018年冬。紀伊半島にクロツラヘラサギ(絶滅危惧ⅠB類)がやって来た。ヤァヤァヤァ!(とは鳴かない)。

電話口で息子は新聞記事を、私に読み聞かせるように、「“クロツラヘラサギは、東アジアにのみ生息する数少ない冬鳥”なんやって。で、“国際自然保護連合のレッドリストでは絶滅危惧種、環境省のレッドデータブックでは「絶滅危惧ⅠB類」に選定されて”るんやっ…

春の七草採集イベントと、そのとき役立った、野外での野草観察に最適なフィールド図鑑2冊。

1月7日、毎回欠かさず参加している<ひき岩群ふるさと自然公園センター>による自然観察教室で、『七草粥を作ろう』というイベントがあり、今回も小学生の長男とともに行ってきました。

初心者にもオススメ。軽くて取り回しもよく、野鳥観察も、スーパームーンも見れたフィールドスコープ「Vixen(ビクセン)アロマ 52-A」レビュー。

初心者でも、特別な道具はなくても野鳥観察、バードウォッチングは愉しめる。ということを先日、同じくビギナーである私たち親子の道具とともに上記の記事で紹介しましたが、そんな私達があえて手に入れた特別な道具、それがフィールドスコープです。

特別な道具なしでも始められるバードウォッチングの魅力を、初心者Birder親子のカバンの中身を添えてお伝えします。

バードウォッチングのよいところは「ついでに」楽しむことができる点です。通勤や通学のついでに、旅行や出張のついでに。少しだけ余裕をもって出発したり、移動の時間を多めに取っておくだけで、ちょっとしたバードウォッチングができます。双眼鏡があれば…

I Dub Fish, 鮎 Return to Sea.(熊野川落ちアユせぎ漁体験)

11月11日、環境省主催のイベント「吉野熊野国立公園 熊野川の伝統漁法を学ぶ!」に参加してきました。こちらも小2の長男とともに。場所は和歌山県田辺市街から車で1時間あまり、熊野川の支流である大塔川の河川敷。そばには田辺市立本宮小学校があり、集合場…

歩く愉しみ。ウォーキング・イン・ザ・リズム奇絶峡。

先日(2017年11月12日)、いつものように小学生の長男と二人、私たちの住む街<和歌山県田辺市>にある「ひき岩群ふるさと自然公園センター」で定期的に開催されている自然観察教室に参加してきました。今回のテーマは、「秋の奇絶峡を楽しもう」。

台風前日。小雨のなか河川敷でバードウォッチング。私たちのマイ写真図鑑に“イソシギ”が加わる。

先週に続いて週末になって天気が崩れて来るなか、土曜日の朝は台風はまだ未着だっため、小雨ながら、小2の長男といつもの下流域へ向かいました(会津川/和歌山県田辺市)。先日来、そろそろ冬鳥がやって来ているみたいだ、ということで、河川敷を歩きながら…

市街地から車で10分の奇景、“奇絶峡”(きぜつきょう)

孤高の博物学者、南方熊楠のフィールドとしても有名な和歌山県の紀南地方、田辺市や白浜町には様々な景勝地がありますが、市街地のある河口から7km程度、車で約10~15分で行けるところに、その名も“奇絶峡”(きぜつきょう)という奇景の峡谷があり、先日の3…

朝。起きて、息子と二人。カワウの群れを追って。

日曜日の朝。前の晩に約束していたとおり、6時半に起きて小学生の長男と二人、カワウの群れを追いかけに行きました。彼は毎朝、7時過ぎに家を出ると、緩やかな勾配の登り坂の上にある小学校の近くで、空の向こうにV字隊列を成して飛行するカワウの群れを見送…

くたびれて寝転んだ縁側で空を仰ぐと、遥か上空を猛禽類が飛んでいる(野鳥観察の愉しみ)。

炎天下の日曜日の夕方。 疲れ果てて帰ってきて、縁側に仰向けになって空を仰ぐと、澄み渡ったはるか上空を滑空する鳥が見えました。 それが見慣れたトビではなく、いつか先生に教えてもらったあの「オスプレイ」ではないかと思って、肩から斜めがけにしたま…

熊楠もフィールドワークした“ひき岩群国民休養地”で粘菌観察。

小学2年生の長男が夏休みである7、8月。この間、和歌山県田辺市の「ひき岩群国民休養地 ふるさと自然公園センター」では、「自然観察教室」が計6回開催予定で、私と長男は、すでに終了した4回には全て参加しています。(…)

ひき岩群ふるさと自然公園センターにて。「植物の採集と標本作製」。

7月22日。7月17日に続き、「ひき岩群ふるさと自然公園センター」(和歌山県田辺市)での2週続けての自然観察教室。ふだんは月1回の、こちらでの自然観察教室ですが、子どもたちが夏休みの7、8月は、今年も計5日間6回の開催となっています。しかも今日は午前…

“標本で表現する”――自然観察教室で昆虫採集と標本作製の本当の面白さを学ぶ。

7月17日。小学二年生の長男と二人で、「ふるさと自然公園センター」での自然観察教室に参加しました。本日のテーマは「昆虫採集と標本の作製」。田辺市の施設であるふるさと自然公園センターは「ひき岩群国民休養地」内に整備されており、自然観察教室はほぼ…