ソトブログ

映画と本、自然観察(あるいは40歳、2児の父の日常)

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自然観察

オシドリとニュウナイスズメ――あるいは見られずに探しているあいだがいちばんワクワクする、探鳥の不思議。

それほど珍しい鳥、というわけではありませんが、これまで見ることができなかったオシドリを、地元でようやく初めて見ることができました。そしてスズメの騙し絵のような、ニュウナイスズメ。「まだ見ぬ鳥がたくさんいる」という愉しみは、「まだ読んでいな…

休日の鳥見といういつもの愉しみ。あるいは、鳥たちとわたしたちの埋まらない距離。

2週連続の3連休の最終日、秋分の日はなんとか晴天に恵まれ、いつものように息子と近場でバードウォッチングに興じました。この日は、バーダーとして、同時に始めたのにわたし以上に知識も勘も身に付けている小学生の長男だけでなく、わたしや兄の影響で誕生…

アオバズクの夜明け――世界遺産・闘鶏神社で身近なフクロウに出会う午前五時。(和歌山県田辺市)

この夏の念願、地元の古社に飛来するアオバズクを求めて。 現在は小学4年生になる長男と2年あまり前から、まったくの初心者から始めたバードウォッチングも、特別なイベントではなく日常的な活動になって久しい日々を過ごしています。 ここ和歌山のみならず…

鳥たちのSong and Call――『歌う鳥のキモチ』を読んで。

バードウォッチングというと、つい「見る」ことに躍起になってしまうもの。でも街や自然のなかを歩いていて、鳥たちの姿を見かける以上に、その声が、歌が耳に入ってくる。その方が機会としては、ずっと多いはずです。「鳴く」ということを通して音で世界に…

俺たちビッグ・ボーイズ――父と子のバードウォッチング・ライフ #001

私のプライヴェート・ライフで目下いちばんの関心事のひとつであって、愉しみである子どもたちとのバードウォッチングについて、これまで何度もこの「ソトブログ」でも触れてきましたが、結局いま、休みの日というと私は鳥見と、子どもたちとのキャッチボー…

世界遺産、闘鶏神社でアオバズクを探して。

先日、平成最後の『ブラタモリ』では、「熊野」が取り上げられていました。「熊野」というとその世界遺産、正確には、世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」ですが、田辺市街には、2016年10月にそちらに追加登録された「闘鶏神社」があります。この闘鶏神…

いつもの場所でいつもの鳥でも、カメラと「彼ら」の姿がそこにあれば、なんだかうれしい。(バードウォッチングの愉しみ)

私はそれほどお金にも時間にも余裕のないバーダーですが、息子とともに出掛ける探鳥は、それが近場であっても、遠出であっても、いつも掛け値なしに愉しくて、それが何故なのか、何が、どこかどう面白いのか、簡単に言葉にすることも出来なくはなさそうなの…

ソト家の今月の探鳥地――和歌山・紀中地域の和田不毛と阿尾湿地でシギチ、オオヨシキリ。(2019年4月)

10連休と言われる今年(2019年)のGWですが、私としては初めの3日間だけの休みになりそう――というわけで、遠出とかは出来なさそうなので、近場にある、初めての場所に探鳥に繰り出してみました。いつものように小学生の長男と、幼稚園に通い始めた次男を連れ…

この日々を歌い交わす――新宮市熊野川町、田長谷(たなごだに)で、オオルリのさえずりを聴く。

紀伊山地の山あいの自然のなかでの探鳥会であって、レディメイドなイベント、アトラクションと違って予定調和とはいかないというか、めあての鳥に出合えるとは限らないのですが、今日は歩き始めてすぐに、双眼鏡で青く小さな目標を捉えた息子が、「あそこに…

沖に停泊する自衛艦、超絶ドラミングのコゲラ、月のクレーターくっきり。Nikon P900で拡張した視覚による、日々のスナップ。

最近の愉しみというと週末の息子たちとの自然観察行。というより、このA/W(Autumn & Winter)は長男のバードウォッチング熱が加速度的に高まり、私もそれにつられるように、完全に野鳥撮影に目的をフォーカスしてNikon Coolpix P900という超高倍率コンデジ…

“森の鼻”でクロサギ、シロチドリ。“天神崎”でトビの井戸端会議。

ここしばらくは、週末になるというと、隣町のみなべ町、境漁港のそばに拡がる岩礁地帯、地元で“森の鼻”と呼ばれている場所に出かけています。先日は、クロサギ、シロチドリの姿を目にすることができました。私たちが暮らしているのはそれまでと同じ、ずっと…

市街からクルマで1時間半でまだ市内、な本宮大社から熊野古道ウォーク。コショウノキとバイカオウレンの春の薫り。

2019年3月3日の桃の節句、熊野本宮大社に集合して行われた、和歌山県立自然博物館の主催の「熊野古道の植物観察」というイベントに小学3年生の息子とともに参加してきました。

Nikon P900デビュー戦:新しいカメラを持って新しい体験、初めての場所での探鳥会。大阪府堺市、大泉緑地にて。

去る2019年2月10日に参加した、大阪は堺市の大泉緑地での探鳥会。自分にとって新しいカメラ、Nikon P900を持って参加した初めての場所の探鳥会では、新しい発見がたくさんありました。

外を歩いて鳥の写真と動画が撮れれば、世界はもっと愉しい。

先日来、野鳥観察にうってつけな超望遠コンデジ、Nikon Coolpix P900を携えて息子たちとバードウォッチングに出かけて(といってもご近所に)いるのですが、ほぼ時を同じくして、小学生の長男もまた、カメラを手にして出かけるようになりました。自然観察の…

超望遠コンデジ”Nikon Coolpix P900”で、セグロカモメに見惚れて。

アウトドアにも、鳥にもまったく縁のなかった私が小学生の長男とバードウォッチングを始めて約2年。このたび、Nikon Coolpix P900というカメラを購入しました。 所謂「超高望遠コンデジ」「ネオ一眼」と呼ばれるタイプのデジタルカメラで、35mm判換算で24~2…

南紀田辺、天神崎に一羽きりで渡ってきたコクガンの姿を求めて。

小学生の長男と地元の自然観察教室に参加すると同時期に、たまたま近所で見かけた鮮やかな藍色とレンガ色の鳥「イソヒヨドリ」を見かけて図鑑を眺めたところから始まった、私と息子の探鳥=バードウォッチングライフ。週末の予定が特になくても、何となく庭…

“鳥が見えれば世界が変わる”――久しぶりに帰省した佐賀・東よか干潟で初バードウォッチング。

小学生の長男と、私自身も初心者ながら野鳥観察を始めて約2年。この間、おもに私たちの暮らしている紀伊半島、南紀地方で鳥見を続けてきたのですが、年末年始、数年ぶりになる私の故郷・佐賀県への帰省がてら、バーダー垂涎の野鳥観察スポットのひとつである…

旧市内随一の自然観察スポット、伏菟野(ふどの)で「シーボルト」を発見!【和歌山県田辺市】

前回書いた「落ちアユせぎ漁」イベントの翌日。私と長男の月に一度のお愉しみ、「ふるさと自然公園センター」の自然観察教室は、こちら、近畿随一の広さを誇る和歌山県田辺市のなかでも、今でも初夏のホタル祭りが開催されるなど、随一の自然観察スポットで…

今年も熊野川で、伝統漁法「落ちアユ“せぎ漁”」を体験――自分にとって印象的なことを、ひとつくらい持ち帰ること。

秋晴れの熊野川(和歌山県田辺市本宮町)で、落ちアユの伝統漁法、「せぎ漁」の体験イベントに参加してきました。「落ちアユ」とは回遊魚であるアユ(鮎)が、産卵のために秋に川を下ること。その生態を利用して、アユが下る川を「せぎ」(堰)を作ってせき…

シルヴァーライニング、普通の日――あるいは夕暮れの秋空の下、タマキビガイがいて。

こういう話はどこから始めていいのか悩むもの。なんて、それが「どういう話」か前置きせずに書き始める私も卑怯者だけれど――、話は可能な限り具体的なところからするべきである。というのが定説です。というわけで今日(月曜日の夜)は、ひとりの部屋で『し…

「秋のひき岩群を歩こう」――自然観察教室でウォーク・オン・ザ・ワイルド・サイド。

今回参加したのは、その名も「秋のひき岩群を歩こう」。自然豊かな場所として国民休養地に指定され、かの南方熊楠もフィールドワークしたというひき岩群の地を午前中いっぱいトレイルウォーキングしながら、目の前の植物たち、生き物たちに触れてみようとい…

生き物の宝庫「鳥の巣半島」で、今日は海辺の観察会。

先日上記の記事で紹介した「植生調査」に親子(小学生の長男と私)で継続的に参加して訪れている<鳥の巣半島>。こちら和歌山県田辺市のこの半島のみどころは、陸地の植生、生き物だけではありません。先日、鳥の巣半島で開かれた「海辺の生き物観察会」に…

南方熊楠記念館で粘菌探し。和歌山県立自然博物館主催イベントにて。

小学生の長男と私の、休日のいちばんの愉しみとなっているフィールドワーク、自然観察教室。去る2018年10月13日は、白浜町にある<南方熊楠記念館>での、「キノコや粘菌をさがしてみよう!」という教室に参加してきました。今回の教室は、海南市にある和歌…

吉野熊野国立公園「鳥の巣半島」で、春・夏・秋と植生調査。定点観察の愉しみ。

春・夏に続いて秋の「鳥の巣半島 植生調査」に参加。季節ごとの自然の移り変わりを見つめるいい機会になりました。 久しぶりの「自然観察」カテゴリの更新です。 当「ソトブログ」は、もともと小学生の長男との、地元の自然観察教室を中心とした野外活動につ…

オトナの自由研究「北陸旅行篇」vol.2――<いしかわ動物園>でトキが見られる!

8月のアタマに2泊3日で行った北陸旅行のなかで、特に印象に残ったのはこちら、<いしかわ動物園>でした。動物園、なんて私のように小学生や小さい子どものいる家庭にとって何も珍しくもないところで、わざわざ遠出した夏休みの旅行先で行くこともないじゃな…

オトナの自由研究「北陸旅行篇」vol.1――夏休みに行った兼六園で、図らずもバードウォッチング。

夏休みというと、地元の自然観察教室も「夏休みモード」で回数も内容もぐっと充実したものになります。今年も昆虫採集、植物標本作り、プランクトンや粘菌の観察などなど、たくさん体験したのにも関わらず、ここまでその記録を文章に、ブログにまとめること…

新宮市熊野川町の<たんぼ水族館>でトンボ三昧――「熊野学講座 自然探訪スクール」にて。

去る2018年7月1日、いつもの地元・和歌山県田辺市の自然観察教室ではなく、お隣の新宮市主催の「熊野学講座 自然探訪スクール」の講座「トンボを調べよう」に参加してきました。なんとここでは年間を通して45種ものトンボが観測されているというトンボの宝庫…

環境省レッドリスト掲載種<ウチヤマセンニュウ>を観ました。――孔島・鈴島の探鳥会にて

5月27日、いつものように小学生の長男と二人で自然観察会に出かけました。今回のターゲット、ではなくて観察対象は、野鳥のウチヤマセンニュウ。環境省レッドリスト絶滅危惧ⅠB類の希少種で、冬は中国(中華人民共和国)南部などで越冬し、日本では繁殖期であ…

見つけたモノはどんどん撮影、記録。“自然観察登山”はこんなに愉しい。――和歌山田辺・龍神山にて【後編】

行楽日和、登山日和に恵まれた5月20日。自然観察教室として小学生の息子とともに参加した地元、和歌山県田辺市の龍神山(標高496m)への登山イベント。今回は、その道中で出逢った生きものたち、植物たちを紹介していきたいと思います。

自然観察教室で低山登山。眼前に拡がる自然に目を凝らしながら歩く、自然観察で役立ったアイテムを紹介します。――和歌山田辺・龍神山にて【前編】

先日、よく晴れた5月20日の日曜日。当ブログで何度も紹介している和歌山県田辺市、ひき岩群国民休養地「ふるさと自然公園センター」 の自然観察教室で、地元の霊峰として知られるその名も「龍神山」への登山に行ってきました。ここでは山歩きで行った<自然…