ソトブログ

映画と本、自然観察(あるいは40歳、2児の父の日常)

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レビュー

映画レビュー『フライド・グリーン・トマト』――彼女と私は違うけれど、彼女は私自身である。

この、『フライド・グリーン・トマト』といういっぷう変わった――でもその実、「青いトマトのスライスを衣をつけて揚げた料理」という、これ自体にはドラマ性を感じさせないタイトルの1991年公開の本作を、今になって観ようと思ったのは、@reborn4344さんのブ…

【レビュー】Acer Chromebook Tab 10――Tab 10の“ちょうどいい”使い方。 その2:手書きにタブレットDJ。Androidアプリもいい感じ。

Acer Chromebook Tab 10のレビューも5回目。今回は、手書き入力やDJアプリなど、タブレットとしての特徴を活かしたAndroidアプリの使い勝手を紹介しています。結論としては、比較的ライトな私の用途では、4本機Tab 10は、既に実用的で、しかも愉しめるタブレ…

【レビュー】Acer Chromebook Tab 10――“ちょうどいい”端末を、“いい塩梅”に愉しむ。 その1:外部キーボートを繋ぐ、そしてポメラDM200を繋ぐ!

Acer Chromebook Tab 10のレビュー、4回目です。10日間お借りしただけなのに、こんなにしつこく書いてしまうのは、何といってもこの端末を気に入ったため。昨年(2017年)夏に購入し、愛用し続けているASUSのChromebook、C202SAとも併せ、私が感じているのは…

【レビュー】Acer Chromebook Tab 10――私とTab 10の、“お出かけ最小ユニット”。

ブログ「おふぃすかぶ.jp」の鈴木章史(@officeKabu)さんからお借りしているAcer Chromebook Tab 10のレビュー3回目です。Tab10自体は本日、鈴木さんの許に返送させていただいたのですが、この10日近く、使うほどに面白みや愉しさの増す端末でした。私なり…

【レビュー】Acer Chromebook Tab 10――Tab 10の外観で、ちょっとだけ気になったトコロ。

鈴木章史(@officeKabu)さんのブログ、「おふぃすかぶ.jp」でのpolca企画に参加してレンタルさせていただいている、Chromebook初のタブレット型端末、「Acer Chromebook Tab 10」のレビュー、第2弾です。今回は外観の、ちょっとだけ気になった点について。

【レビュー】Acer Chromebook Tab 10――初のタブレット型Chromebookを見て触って感じたことと、私がTab 10でやってみたいこと。

鈴木章史(@officeKabu)さんのブログ、「おふぃすかぶ.jp」でのpolca企画の一環として、Chromebook初のタブレット型端末、「Acer Chromebook Tab 10」をお借りすることができました。今回、10日間のレンタルということで、その間、みっちり使い込んでから文…

Chromebook C202SA用にAmazonベーシックの11.6インチスリーブを購入した理由。

特別にインナーケース、スリーブケースの類を使わないで使用してきたC202SAですが......。 シチュエーションや生活に馴染んだ部分まで想像してくれるプロダクトとしてのC202SAの魅力(をさらに引き出したい)。 結局たどり着いたのは、シンプルでいたって普…

Happy Re-Birthday Chromebook――マイナー端末の強い味方、京都のビザビさんに、C202SAの液晶・タッチパッドの保護フィルムを作っていただいて、気持ちを新たに。

昨年夏に購入し、1年あまり使い続けてきたChromebook、ASUS C202SA。自分でも、PCにこれほど愛着を感じることはないくらい愛用しているのですが、今回、ビザビさんにタッチパッドと液晶の保護フィルムを作っていただいたことで、改めて新鮮な気持ちで付き合…

映画レビュー『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』――トム・クルーズにもイーサン・ハントにも、私たちにも同じように、時間の流れる。

映画に限らず、フィクション、あるいは芸術全般まで拡げてもいいけれど、批評することと、感想は違います。しかしそれ以上に、「批評すること」と「観ること」そのもの、「感想」と「観ること」そのものは、「批評」と「感想」との距離よりも、ずっと遠いこ…

カフカ『変身』の「新潮文庫の100冊」2018プレミアム・カバーに見惚れて――または言ってみりゃ僕らが紙の本を愛す理由。

いまや「紙の本を買わなくなった」という人も少なくないかも知れません。本が嫌いだから、というのではなくて、ひょっとしたらたくさん読む人ほど。 「だって嵩張るし、スマホやタブレット、Kindleに入れておけば、何時でも何処でも、何千冊だって持ち歩けま…

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の前に、トム・クルーズの初期の傑作群を観直してみる。

トム・クルーズ製作・主演の『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』が公開になりました。近年映画好き、トム・クルーズ大好きになった私は今回初めて、本シリーズの劇場公開に立ち会えそうです(201…

映画レビュー『パターソン』――パターソンが詩を書いている、何のために?

『パターソン』という映画の主人公、ニュージャージー州パターソンに住むバス運転手のパターソンは、小さなノートに毎日まいにち、詩を書きつけています。パターソン自身と、同居している妻以外は読むことのないその詩を、妻は、素晴らしい作品だから発表す…

映画レビュー『夜の浜辺でひとり』――稀代のミニマリスト、ホン・サンスの“たのしい人生”。

この1月に初めて『アバンチュールはパリで』(2008年)を観て以来ホン・サンス監督作品にはまり、この半年で本作を含め15作品を観てきました。しかしながら、その「面白さ」を人に伝えるのは、難しい。端的にいって、ホン・サンスの映画では何も起こりません…

片耳イヤホンから、聴こえるか聴こえないかの音量で、音楽を聴く。――Bluetoothヘッドセット「Mpow EM6」レビュー。

他の人との比較をしていたらキリがないし、(私という個人にとっては)ポジティヴな意味は何もないのでしませんが、私自身の認識では私は音楽が好きな方で、一方でラジオもよく聴きます。そして近頃は、(これは他の人もそうじゃないかと想像するのですが)…

【レビュー】ソニーの『魔女の宅急便』ライクなポータブルラジオ ICF-51は、機能美と可愛さを兼ね備えた優等生。

3歳になった次男の誕生日プレゼントとして、「ラジオ」を買いました。3歳でラジオ、というと本人に(今のところ)使いこなせるはずもないのですが、こちらから誘導したわけではなく、彼自身が欲しがったもの。幾度となくリピート視聴しているジブリアニメ『…

所謂“エコバック”とはひと味違う、SOU・SOUの「伊勢木綿 小巾折(こはばおり)」に、たまにはラップトップ(Chromebook C202SA)を入れて出かけてみる。

所謂カレンダー通りの、私のGW休み。遠出という遠出はしなかったものの、ふだん、平日単身赴任の身としては、子どもたちとゆっくり過ごすことができてよかったな、と思っています。大きな予定のない休日の“お決まりコース”として、まもなく3歳の次男を子ども…

出来ることならあなたのやりたいように――My Love, With My Chromebook C202SA : Reprise

Chromebookとの1年間という長い蜜月、もとい使用してきた実感について、気持ちばかり先走り、昨日書き落としたことを少し、補足してみます。Chromebookを、なかでも普及価格帯のモデルであるASUS C202SAを1年間使い続けてきて、私が感じていること、あるいは…

My Love, With My Chromebook/ASUS C202SAとの1年間。

2018年5月――。もうすぐ私が今これを書いているASUSのChromebook、C202SAを手にし、使い始めて1年になろうとしています。その間、Chromebookはこれ一台しか持っていないにもかかわらず、この「ソトブログ」の全110記事のうちの2割近く、20記事余りをChromeboo…

ポメラDM200、エブリデイキャリー・ウィズ・マイ・スリーブ。ポメラDM200のケースについて。

今週のお題「カバンの中身」 購入して4ヶ月ほどになりますが、ポメラDM200、変わらず気に入って使い続けています。とはいえ日常のなかで、他のデバイス、特にフットワークの軽さ――軽快な動作とテキスト入力に適した機動力の高さにおいて私の中ではDM200と同…

映画レビュー『早春』――スコリモフスキのカルト青春映画とバーホーベン版『ロボコップ』を、私的な補助線で結ぶ。

デジタルリマスター版、という形で1972年の日本公開から数えて40数年、先頃(2018年3月)初めてソフト化され発売された『早春』のDVD(およびブルーレイ)に収録のイエジー・スコリモフスキ監督のインタビューによれば、本作の脚本は、監督自身が知人のカッ…

映画レビュー『ひと夏のファンタジア』――甘美でセンチメンタルなタイトルをまとった、私たちの現実や記憶に作用する劇薬として。

『ひと夏のファンタジア』という甘酸っぱくセンチメンタルなタイトル――、河瀬直美監督の提唱をきっかけにスタートした「なら国際映画祭」における映画製作プロジェクト、<NARAtiveプロジェクト>によって製作されているということ――、宣伝ヴィジュアルやス…

チープカシオ・リサージェンス――ベルト切れで眠っていたチープカシオ「F-28W」と「CA-53W-1Z」を、NATOベルトでポップに“復活”。

チープカシオ、安さやシンプルな見た目の良さだけでなく、軽さや正確さ、生活防水など、日常使用においてとても優れた腕時計であることは今更語るまでもないのですが、ひとつ弱点があって、ウレタンのベルトが切れてしまうこと。

映画レビュー『スリ<掏摸>』――ロベール・ブレッソンのエンターテインメント(!)

ロベール・ブレッソンの映画というと私は2015年、デジタルリマスター版が上映された『やさしい女』(1969年)を劇場で二回、観ました。精神的に非常にヘヴィな状態だった当時の私にとって、主人公の妻の飛び降り自殺から始まる、ドストエフスキー原作のこの…

測量野帳2冊持ちケースの私的最適解。「クツワ 文具エプロンバッグ ミニ」。

「自然観察での観察メモ」、すなわち野帳が野帳らしく活躍する、フィールドノートとしての使い方が、野帳の一番の晴れ舞台なわけですが、まさにこのときのために(野外での取り回しの良さのために)、プライベート用の野帳は「trystrams 野帳カバー WAPO」の…

映画レビュー『私は猫ストーカー』――人間のドラマで映画は成立しているが、この世界は人間のドラマで成立しているわけではない(例えば、猫がいて)。

このブログでは映画レビューを書いていますが、そのほとんどは、(新作・旧作関わらず)書いたそのときに初めて観たものです。しかし今回は、私が何度も観返している大好きな作品について書いてみたいと思います。―きっかけは私自身のこんなツイートから。

2017年に観た247本のベスト・オブ・ベストが『ホーホケキョ となりの山田くん』な私が選ぶ、2017年映画ベストテン。

――記事タイトルだけで出落ち感がアリアリですが、私、いたってマジメです。当ブログではたびたび、「初めてその本を手に取る読者にとっては、新刊も旧刊もなくて、その人にとっての新刊、<新しい出会い>なのだ」「ユーザーが手に取ったときが、彼/彼女に…

Macでの「stone」のリリースを知ったことと、ポメラDM200使いになったこと。それで改めて魅力に気づいた、Chromebookで文章入力に<没入>できるテキストエディタ「Writebox」。

当たり前のことですが、ふつうこういう記事は、今書いている時間や、書くまでの気持ちの準備について書くことはありません。しかしそういうもの含めて「書くという行為」で、「書き始められること」「書く時間が充実していること」「書いている間が快適であ…

映画レビュー『アバンチュールはパリで』――原理的に面白くなくなりようがない、ホン・サンス無双。

初めてホン・サンス監督の映画を観ました。 いきなりの結論としては、滅茶苦茶面白かった。しかも、「滅茶苦茶面白かった」という言い方が滅茶苦茶似合わない面白さ。

【レビュー】「実はストロング・スタイル」なポメラDM200で、ただ無心に書く。――あるいはポメラDM200へのラブレター。

書いては消し、書いては消し。ただただ「欲しい」「使いたい」という片思いのような上記の文章を書いてから一ヶ月後の昨年末に、ポメラDM200を買ってさらに約1ヶ月。発売から1年以上経っていようと、私が働いていた20年前のヴィジレッジヴァンガード(勿論、…

初心者にもオススメ。軽くて取り回しもよく、野鳥観察も、スーパームーンも見れたフィールドスコープ「Vixen(ビクセン)アロマ 52-A」レビュー。

初心者でも、特別な道具はなくても野鳥観察、バードウォッチングは愉しめる。ということを先日、同じくビギナーである私たち親子の道具とともに上記の記事で紹介しましたが、そんな私達があえて手に入れた特別な道具、それがフィールドスコープです。