ソトブログ

映画と本、自然観察(あるいは40歳、2児の父の日常)

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手書きで書く、サインペンで書くブログのススメ。(序章)

同世代の友人のブログをきっかけに、またあるいは、敬愛する作家が手書きで書いていることをきっかけに、手書きで、それもサインペンで、今回の文章を書いてみました。たまには手書きで長文を書いてみると、自分でもけっこう、気分や書いているものの雰囲気…

鳥たちのSong and Call――『歌う鳥のキモチ』を読んで。

バードウォッチングというと、つい「見る」ことに躍起になってしまうもの。でも街や自然のなかを歩いていて、鳥たちの姿を見かける以上に、その声が、歌が耳に入ってくる。その方が機会としては、ずっと多いはずです。「鳴く」ということを通して音で世界に…

俺たちビッグ・ボーイズ――父と子のバードウォッチング・ライフ #001

私のプライヴェート・ライフで目下いちばんの関心事のひとつであって、愉しみである子どもたちとのバードウォッチングについて、これまで何度もこの「ソトブログ」でも触れてきましたが、結局いま、休みの日というと私は鳥見と、子どもたちとのキャッチボー…

世界遺産、闘鶏神社でアオバズクを探して。

先日、平成最後の『ブラタモリ』では、「熊野」が取り上げられていました。「熊野」というとその世界遺産、正確には、世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」ですが、田辺市街には、2016年10月にそちらに追加登録された「闘鶏神社」があります。この闘鶏神…

いつもの場所でいつもの鳥でも、カメラと「彼ら」の姿がそこにあれば、なんだかうれしい。(バードウォッチングの愉しみ)

私はそれほどお金にも時間にも余裕のないバーダーですが、息子とともに出掛ける探鳥は、それが近場であっても、遠出であっても、いつも掛け値なしに愉しくて、それが何故なのか、何が、どこかどう面白いのか、簡単に言葉にすることも出来なくはなさそうなの…

ソト家の今月の探鳥地――和歌山・紀中地域の和田不毛と阿尾湿地でシギチ、オオヨシキリ。(2019年4月)

10連休と言われる今年(2019年)のGWですが、私としては初めの3日間だけの休みになりそう――というわけで、遠出とかは出来なさそうなので、近場にある、初めての場所に探鳥に繰り出してみました。いつものように小学生の長男と、幼稚園に通い始めた次男を連れ…

この日々を歌い交わす――新宮市熊野川町、田長谷(たなごだに)で、オオルリのさえずりを聴く。

紀伊山地の山あいの自然のなかでの探鳥会であって、レディメイドなイベント、アトラクションと違って予定調和とはいかないというか、めあての鳥に出合えるとは限らないのですが、今日は歩き始めてすぐに、双眼鏡で青く小さな目標を捉えた息子が、「あそこに…

沖に停泊する自衛艦、超絶ドラミングのコゲラ、月のクレーターくっきり。Nikon P900で拡張した視覚による、日々のスナップ。

最近の愉しみというと週末の息子たちとの自然観察行。というより、このA/W(Autumn & Winter)は長男のバードウォッチング熱が加速度的に高まり、私もそれにつられるように、完全に野鳥撮影に目的をフォーカスしてNikon Coolpix P900という超高倍率コンデジ…

“森の鼻”でクロサギ、シロチドリ。“天神崎”でトビの井戸端会議。

ここしばらくは、週末になるというと、隣町のみなべ町、境漁港のそばに拡がる岩礁地帯、地元で“森の鼻”と呼ばれている場所に出かけています。先日は、クロサギ、シロチドリの姿を目にすることができました。私たちが暮らしているのはそれまでと同じ、ずっと…

映画レビュー『運び屋』――映画を観た翌日、子どもたちの歌う「Shangri-La」を聴きながら考えたこと。

2019年3月12日、レイトショーで本作『運び屋』を観ていた私は、その晩駆け巡ったという、電気グルーヴ、ピエール瀧の逮捕のニュースを知る由もありませんでしたし、帰ってからも単身赴任のアパートにはテレビもなく、その日はラジオのニュースも聴かず、ネッ…

市街からクルマで1時間半でまだ市内、な本宮大社から熊野古道ウォーク。コショウノキとバイカオウレンの春の薫り。

2019年3月3日の桃の節句、熊野本宮大社に集合して行われた、和歌山県立自然博物館の主催の「熊野古道の植物観察」というイベントに小学3年生の息子とともに参加してきました。

Nikon P900デビュー戦:新しいカメラを持って新しい体験、初めての場所での探鳥会。大阪府堺市、大泉緑地にて。

去る2019年2月10日に参加した、大阪は堺市の大泉緑地での探鳥会。自分にとって新しいカメラ、Nikon P900を持って参加した初めての場所の探鳥会では、新しい発見がたくさんありました。

外を歩いて鳥の写真と動画が撮れれば、世界はもっと愉しい。

先日来、野鳥観察にうってつけな超望遠コンデジ、Nikon Coolpix P900を携えて息子たちとバードウォッチングに出かけて(といってもご近所に)いるのですが、ほぼ時を同じくして、小学生の長男もまた、カメラを手にして出かけるようになりました。自然観察の…

超望遠コンデジ”Nikon Coolpix P900”で、セグロカモメに見惚れて。

アウトドアにも、鳥にもまったく縁のなかった私が小学生の長男とバードウォッチングを始めて約2年。このたび、Nikon Coolpix P900というカメラを購入しました。 所謂「超高望遠コンデジ」「ネオ一眼」と呼ばれるタイプのデジタルカメラで、35mm判換算で24~2…

やりとりへの<期待>――ブログを書くことと、インターネットの面白さ(の本質。極めて私的な)。

こういう極めて自己満足に近い――いや、そのものの――ブログであっても、1年半もつづけていると、そのなかで書いている私自身の、この場所に対しての気持ちの浮き沈みというか、親密さの度合いの濃淡があって、「書きたい」という気持ちはあっても、なかなか書…

【レビュー】ASUS Chromebook C223NA――私がC223NAを使ってみて気づいた2、3の事柄。

ASUS、2018年リリースの11.6インチなスタンダード・クラムシェルChromebook、C223NAのレビュー3回目。この端末の特徴は、今書いた、「2018年リリースの11.6インチなスタンダード・クラムシェルChromebook」でほとんど全て、言い終えてしまっているので、以上…

ポメラ10周年キャンペーンの副賞、限定ステッカーを頂いたので、改めてポメラに対する想いを綴ってみます。

昨年末に開催され、当「ソトブログ」でも紹介したキングジム社のデジタルメモ端末、「ポメラ」の発売10周年キャンペーン。10名に現行ポメラのフラッグシップ、DM200の限定スケルトン・モデル、「DM200X」が当たるというこのプレゼント企画、ポメラ、そしてDM…

南紀田辺、天神崎に一羽きりで渡ってきたコクガンの姿を求めて。

小学生の長男と地元の自然観察教室に参加すると同時期に、たまたま近所で見かけた鮮やかな藍色とレンガ色の鳥「イソヒヨドリ」を見かけて図鑑を眺めたところから始まった、私と息子の探鳥=バードウォッチングライフ。週末の予定が特になくても、何となく庭…

“鳥が見えれば世界が変わる”――久しぶりに帰省した佐賀・東よか干潟で初バードウォッチング。

小学生の長男と、私自身も初心者ながら野鳥観察を始めて約2年。この間、おもに私たちの暮らしている紀伊半島、南紀地方で鳥見を続けてきたのですが、年末年始、数年ぶりになる私の故郷・佐賀県への帰省がてら、バーダー垂涎の野鳥観察スポットのひとつである…

【レビュー】ASUS Chromebook C223NA――「自分に合う」いい端末だからこそ、どこから買うか、そして買った後のことを考えたいと思った。

前回、非常にざっくりした形ですが使用感をまとめたASUSのChromebook、 C223NAのレビュー2回め。気に入った点、逆に気になった点も含めて、C223NAを使ってみて気づいたことを、冷静に書いてみたいと思っていたのですが、今回は、思わぬアクシデントに遭遇し…

【レビュー】ASUS Chromebook C223NA――使ってみてわかる、これでいい/これがいい、「書くこと」との相性の良さ。

昨年12月に、ASUSの2018年モデルのChromebook、C223NAを2週間ほど、お借りする機会がありました。本機、C223NAは、私がラップトップPCに求める最大の用途と価値、「これを使って書きたくなるか」という点において、私にとってはとても素晴らしい、素敵な端末…

Chromebookの外付けキーボードとして、Logitech K600 TVが気になる。

私は愛用のChromebook、ASUS C202SAでじっくり作業したいときは、下記の記事にも書いたとおり、主に外部ディスプレイとキーボードを繋いでデスクトップライクに使用しています。HHKBやFILCO Majestouchのような、静電容量式やメカニカル式のキーボードがその…

“365 Days with Our Chromebooks”――あるいは、あるOSのコンピュータについての、私たちのひそやかな語らい。そしてChromebook Tab 10国内発売を言祝いで。

あえて説明的なことを書かないままで書き始めましょう、個人ユーザーとして日本国内でChromebookなんてものを使おうとすると、あるいは買おうとすると、いや、もっとその前に、興味を持ったとすると、避けて通れないサイトとして一部で、すなわちChromebook…

“PC? NO, IT IS MEMO PAD”――キングジムのポメラ(POMERA)生誕10周年キャンペーンに胸熱。

すでに1億数千万人のPOMERA(ポメラ)ファンの方々におかれましてはご存知のことかもしれませんが、今年はポメラの生誕10周年。ということで、このマスプロダクトとしては非常に特異な、しかしながら「書く」というシンプルかつ、当たり前の用途のための道具…

音楽の聴き方を再考する――「同じものを繰り返し聴く」愉しみ。(Amazon Musicでプレイリスト、2018.12)

ひさしぶりに音楽について。 プレイリストについて。当「ソトブログ」ではここ半年ほど、定額制音楽配信サーヴィスのなかでは格段に収載楽曲数の少ないAmazonプライム・ミュージック――Amazonプライム会員特典の一部としてのサーヴィスであって、Amazonの音楽…

「大好きなラジオ番組が終わっちゃう、私は何を聴いたらいいの?」というシリアスな人生相談。

私の毎週楽しみに聴いているラジオ番組、『菊地成孔の粋な夜電波』が、2018年12月末をもって終了してしまいます。「大好きなラジオ番組が終わっちゃう、私は何を聴いたらいいの?」という(実は)シリアスな相談に乗ってくれた友人が教えてくれたのは、野村…

旧市内随一の自然観察スポット、伏菟野(ふどの)で「シーボルト」を発見!【和歌山県田辺市】

前回書いた「落ちアユせぎ漁」イベントの翌日。私と長男の月に一度のお愉しみ、「ふるさと自然公園センター」の自然観察教室は、こちら、近畿随一の広さを誇る和歌山県田辺市のなかでも、今でも初夏のホタル祭りが開催されるなど、随一の自然観察スポットで…

今年も熊野川で、伝統漁法「落ちアユ“せぎ漁”」を体験――自分にとって印象的なことを、ひとつくらい持ち帰ること。

秋晴れの熊野川(和歌山県田辺市本宮町)で、落ちアユの伝統漁法、「せぎ漁」の体験イベントに参加してきました。「落ちアユ」とは回遊魚であるアユ(鮎)が、産卵のために秋に川を下ること。その生態を利用して、アユが下る川を「せぎ」(堰)を作ってせき…

映画レビュー『フライド・グリーン・トマト』――彼女と私は違うけれど、彼女は私自身である。

この、『フライド・グリーン・トマト』といういっぷう変わった――でもその実、「青いトマトのスライスを衣をつけて揚げた料理」という、これ自体にはドラマ性を感じさせないタイトルの1991年公開の本作を、今になって観ようと思ったのは、@reborn4344さんのブ…

シルヴァーライニング、普通の日――あるいは夕暮れの秋空の下、タマキビガイがいて。

こういう話はどこから始めていいのか悩むもの。なんて、それが「どういう話」か前置きせずに書き始める私も卑怯者だけれど――、話は可能な限り具体的なところからするべきである。というのが定説です。というわけで今日(月曜日の夜)は、ひとりの部屋で『し…