ソトブログ

文化系バーダー・ブログ。映画と本、野鳥/自然観察。時々ガジェット。

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【連載小説】「踊る回る鳥みたいに」――第6回“透き通った最初の言葉を聞いて”

連載小説「踊る回る鳥みたいに」第6回。ウクレレのレッスンから、名画を読み解く画家のことばへ。

【レビュー】坂口恭平『土になる』――書籍の物質としての手触りや、重さを想像しながら。

わたしは「坂口恭平」という名前は知ってはいたが、彼の作品に触れたのはつい最近で、Amazon Music Primeでアルバムを一枚、ポッドキャストでの一部抜粋の著作の朗読を聞いただけ。それでも、坂口恭平という人が気になっているし、おそらくわたしは最低でも…

見知らぬ同士が出逢う法悦と、その消滅。/“Seven Swans, seagulls, Quetzal”――Birders' Songs(バーダーのためのプレイリスト)008

野鳥観察に出る日も出ない日も、部屋のなかやクルマのなかで、鳥見気分に浸れるプレイリストをAmazon Musicで作成する記事シリーズ、「Birders' Songs(バーダーのためのプレイリスト)」。8回目の今回は選曲方法についても触れていたら、エミリー・ディキン…

【連載小説】「踊る回る鳥みたいに」――第5回“もしも音楽に、苦痛が伴うとしたら”

当ブログ連載小説「踊る回る鳥みたいに」第5回。「音楽が、あらゆる芸術のなかで一番――」というのはラジオで、本当にある音楽家の言ったことば。

詩 #001―― 「ピー」

詩の連載を始めます。テーマは特に決めていませんが、今回は野鳥Pについて。

元日の朝――10年目のMoncler(モンクレール)のフリース・ジャケットを着て、山頂で。

「山頂で初日の出」。さすがにそれは自分には無理だな、と思いつつ、山を登りながら、元日の朝、思い出した母のことば。

A Song for Birders――2022年。新しい朝に聴く、イ・ラン(이랑)の「イムジン河」。

2022年の元日の朝に聴くのにふさわしい曲は――?。と思い浮かべて、イ・ラン(韓国のSSW)の「イムジン河」がいいと直感した。好きな曲で大好きなヴァージョンだ。YouTubeにアップロードされているオフィシャルMVを久しぶりに見たら、そのMVがリリースされた…

【連載小説】「踊る回る鳥みたいに」――第4回“しおりさんのトリートメント”

連載小説「踊る回る鳥みたいに」、第4回です。ブログなので横書きですが、実際、書くときもテキストエディタで横書きで書いているので、それほど違和感を感じずに読むことができるのでは、と思っています。KDP出版時には、一般の小説と同じ縦書きでリリース…

写真/絵画/散文/野鳥/文化人類学/そしてひちょり。――2021年ソトブログのマイ・ベスト・ブックス。

今回紹介するわたしの2021年マイ・ベスト本は、全て今年出版されたもの。「TikTok売れ」が示すまでもなく、読者にとって、新刊かそうでないか、というのは本質的には関係のないことですが、どういうわけかわたしの2021年は、新刊本に縁がありました。そのな…

“Ya Chaika(わたしはカモメ)”――Birders' Songs(バーダーのためのプレイリスト)007

外気も一段と寒さを増し、なんとなく――気持ちも落ち着かなくなる年末年始のこのシーズン、心をドリブンしてくれる音楽を――、という思いで選曲した全11曲にも、そこかしこに鳥たちの姿が。

【連載小説】「踊る回る鳥みたいに」――第3回“冷凍パインを砕く”

当「ソトブログ」上での連載小説「踊る回る鳥みたいに」、第3回です。毎回2000~3000字程度の長さなので、気軽に読んでもらえたらな、と思っています。

2021年マイ・ベスト・ブック:絵本編『さわる たんけんたい』(月刊「かがくのとも」2021年12月号・通巻633号)/触る愉しさの再発見から、想いは戦場へ行った――。

2021年ももうすぐ終わり、今年読んでよかった本を選んでみました。今回は、絵本編。福音館書店の月刊絵本、「かがくのとも」2021年12月号『さわる たんけんたい』です。

“かじき釣り”――Birders' Songs(バーダーのためのプレイリスト)006

インドア派/文化系バーダー(野鳥愛好家)によるブログ「ソトブログ」が、探鳥行に出られない日に部屋のなかで、クルマのなかで、通勤中の電車のなかで、野鳥たちに思いを馳せる曲を選曲したプレイリストををAmazon Musicで作成しよう、という試み=「Birde…

【連載小説】「踊る回る鳥みたいに」――第2回“チューニング”

当ブログ・エクスクルーシブ連載小説「踊る回る鳥みたいに」第2回。毎週金曜掲載予定。毎回挿絵的に添えている写真は、わたしの妻撮影のもの。機材はAsahi Pentax SPというフィルムカメラ、往年のスタンダード一眼レフです。

【購入レビュー】Lenovo IdeaPad Slim 350 14型(AMD)(81W3004BJP)――実家PC買い替えのマイ・ベスト・チョイス。

「PCにそれほど詳しくないが、PCを使う必要のある実家の両親のためのPC選び」というプロブレム。――よくある問題ですが、これが案外難しい。我が家での正解は、Lenovo IdeaPad Slim 350 14型(AMD)でした。

“僕と似た鳥よ”――Birders' Songs(バーダーのためのプレイリスト)005

インドア派バーダーが野鳥とミュージシャンに託す、妄想的音楽シリーズ企画、"Birders' Songs"第5弾。今回は正真正銘の鳥ソング。 折坂悠太「鳥」がハイライト。そしてペンギンカフェ・オーケストラも私的には大好きなアーティストです。

【連載小説】「踊る回る鳥みたいに」――第1回

今回、2021年12月10日より、小説「踊る回る鳥みたいに」を連載します。毎週金曜掲載予定。連載終了後はKDPにて電子書籍出版を予定していますが、その過程で気づいたことなど、別途記事として更新できたらと考えています。

「ソトブログ的2021年ベスト・ポッドキャスト」は、――あの音読プロジェクトと、バーダー垂涎の最新研究。

わたしにとって、毎日聴かない日はないポッドキャスト。――そのなかから、今年(2021年)一番聞いた番組と、最も印象的だったエピソード(特集)を紹介します。

“When the owl sleeps(フクロウの眠るとき)”――Birders' Songs(バーダーのためのプレイリスト)004

「バーダーのためのミュージック・プレイリスト」第4弾。どだい無謀な試みから、フクロウを始点に色んなアーティストに繋がっていったりして、自分の興味も広がるのが愉しいです。鳥好きで音楽好きの皆さんも是非!

知識ゼロから作る電子書籍の軌跡――My Own Way to KDP_001

電子書籍を作ってみたい、と思っています。コンテンツはこの「ソトブログ」をまとめたものと、自作の小説、という、ありきたりなものですが、その制作過程の公開なども通じて、わたし自身や読まれただれかによって、「手持ちにないカード」が手に入るような…

【使用2年レビュー】野鳥観察の足元に最適なシューズ、モンベルの“ラップランドストライダー”

野鳥観察の足元に2年間使い続けているシューズ。モンベルの軽ハイク用シューズ、「ラップランドストライダー」を紹介します。軽快さと防水性、グリップ力も十分で、バードウォッチングには最適な靴のひとつだと思います。

知りたいと思う気持ちの発動:Birders' Songs(バーダーのためのプレイリスト)003_“2021.11_Shorebird”

Amazon Musicで選曲する、バーダー(野鳥愛好家)のためのプレイリスト。シリーズ2回目の出色は、「Shorebird」。当真伊都子さんの静謐なピアノ弾き語りが、秋から冬の澄んだ空気のなかの探鳥を思い起こさせます――そんな意図の楽曲ではないとは思いますが。

【購入レビュー】ThinkPad E14 Gen 3(AMD)――“最高にちょうどいい”ThinkPad。

良質な、機能/価格ともに“ちょうどいい”Windows PCを求めて。 Lenovo ThinkPad E14 Gen3(AMD)のスペック(2021.8購入当時)。 ハイコストパフォーマンスなThinkPad=ThinkPad E14 Gen3(AMD)には、わたしにとって余計なもののない(オーバースペックでは…

Birders' Songs: バーダーのためのプレイリスト 002_“2021.11_An die Nachitgall(小夜啼鳥)”とAnna of the North。

Amazon Musicで選曲する、バーダー(野鳥愛好家)のためのプレイリスト・シリーズ 。その2回目は、「An die Nachitgall(ナイチンゲールへ)。Anna of the Northtというアーティストを知れたのも、わたしにとっては嬉しい出逢いでした。

Birders' Songs: バーダーのためのプレイリスト 001_“Featherweight”

音楽サブスクでは、「バーダー」(野鳥愛好家/探鳥家/バードウォッチャー)のためのプレイリスト、などというものは見たことがありません。というわけで、個人的な想いと勝手な解釈ではありますが、Amazon Musicで選曲してみました。

ブックレビュー“読む探鳥”: 山尾悠子『飛ぶ孔雀』――現実と空想世界を繋ぐPellets, Inc.

「不世出の幻想作家」、山尾悠子の傑作『飛ぶ孔雀』は、めくるめく空想世界が描かれながら、野鳥にまつわる実在のある「組織」が記述されています。その登場に驚きとともに、野鳥と読書を愛するものとして、歓びを感じています。

いま読んでいる紙のうえの鳥たちが、目の前の窓の外にもいる――トマス・ハーディ『呪われた腕 ハーディ傑作選』

トマス・ハーディ『呪われた腕 ハーディ傑作選』(河野一郎 訳、新潮文庫)は、19世紀末英国ヴィクトリア朝時代の作家、トマス・ハーディの短編集。ハーディを読みながら「小説のなかで描写されている鳥たちを数える。」という遊戯を通して、古典を読む愉し…

「他者」は、生きている人間だけとは限らない――2021年のNintendo DSi購入記と、現実世界と仮想空間の「オビョウク」。

20年ぶりにゲーム機を買いました。――といっても、最新のPlayStation 5なんてものではなく、Nintendo Switchでもなくて、「Nintendo DSi」。かつて一世を風靡したモバイル機種も、今やフリマアプリで1,000円程度で贖うことができます。

"BirdNerd"#011――車窓から鳥影を探し、カメラを提げて息子と歩く、いつもの週末。(2021.9)

空からの光が繁茂する木の枝で遮られた地面には、暗く湿ったところであたり前に見かける草が生えている。ぼくには雑草としか見えない。草の名前を説明する小さな立札が立っているからここは人口的な場なんだと思った。「イヌショウマ(キンポウゲ科)」。「…

映画『グランド・ジャーニー』――野鳥に安全な「渡りルート」を教える人間の執念。

息子と4年半前に鳥見を始めるまでずっと、音楽好き/映画好き/文学好きのインドア人間だった私には、Fishmans(フィッシュマンズ)”、という大好きなバンドがありますが、今回取り上げる作品は魚ではなく鳥――フランスで“バードマン”の愛称で親しまれている…