フィクションのような日記のような連載「日々のレッスン」第18回。/「〝正義は制度化された商品の平等な分配という意味にまで下落している〟――こんなふうに的確なことばっていうか、いま自分が感じていることを言語化されているのを読むと、何ていうか、幸…
フィクションのような日記のような連載「日々のレッスン」第17回。/年末から年始にかけては宗教と植物になりそうだった――というのはわたしの読書のことで、きわめて個人的な話だが、だからこそ様々な社会的要因に影響を受けている。
フィクションのような日記のような連載「日々のレッスン」第16回。/子どもでなくても得意なことばかりやりたくなるのは道理だけれど、「得意なこと」と「好きなこと」を同一視すること、混同することは危うい。
フィクションのような日記のような連載「日々のレッスン」第15回。/身体の柔らかい「ハッピーベイビー」のポーズなんかはチャーちゃんには楽勝すぎて、どこにも力がかかっていないようでエクササイズにはなっていないように見えるくらいで、でもそれはチャ…
フィクションのような日記のような連載「日々のレッスン」第14回。/とにかくデイリーなストレッチのルーティンも、自分では最適解を得られないので先達に頼る。
フィクションのような日記のような連載「日々のレッスン」第13回。/自分にとっての<今年の重大ニュース>、あるいは虫けらたちの暮らしと歌。
フィクションのような日記のような連載「日々のレッスン」第12回。/朝、エイミーと掃除。エイミーというのは所謂お掃除ロボット。エイミーという名には、わたしの好きな映画の主人公で主演俳優の名も含意されているし、時々無性に聴きたくなるエイミー・ワ…
読書の愉しみ方を、改めて色々な方向から眺めてみるポッドキャスト「ア・ピース・オブ・読書」。第2、3回同時配信は、南紀白浜の書店、ivory booksさんとのお喋り、「読む探鳥会―あるいは、本で愉しむ野鳥や生きものたちの世界」です。
拙著・小説集『踊る回る鳥みたいに』、小説世界のモデルとした和歌山県紀南地域の、素敵な喫茶店とアウトドアショップでも取り扱いいただいています。
フィクションのような日記のような連載「日々のレッスン」第11回。何もしたくない一日がある。何もしたくないが一ヶ月続くことがある。それでも本に、食べることに救われる。救われているのはわたしなのか、時間なのか。ということは世界なのか。ハロー世界。
フィクションのような日記のような連載「日々のレッスン」第10回。<それでコガラが去ると、どこかからカモメがやってきて――これも違った、アジサシ類がやってきて、「なすがままに、なすがままに。」と聴こえるように鳴いて飛び去っていった、というのがわ…
フィクションのような日記のような連載「日々のレッスン」第9回。<何度も読み返したくなる本があり、いくらでも観返したくなる映画がある。そんなにたくさんはない。たぶん三桁はいかない。実際に読み返す、観返すものはもっと少ない。>
フィクションのような日記のような連載「日々のレッスン」第8回。わたしは山を登りながら人の会話を聴いていると、「話したい」ことがアタマに浮かんでは消えていく、あるいはコップに水が溜まるみたいにして増えていき、やがてこぼれていく。山頂に辿り着い…
拙著・小説集『踊る回る鳥みたいに』、舞台である和歌山県内の、いくつかの個性的なリアル書店さんでご購入いただけます。
フィクションのような日記のような連載「日々のレッスン」第7回。「レジェンダリーっていうのなら、ラグジュアリーでシュプリームでオーサムじゃなけりゃね。」「何よそれ。――でもやっぱこれ、おいしいよね。お姉ちゃんの飲んでるのは、何?」