ソトブログ

映画と本、自然観察(あるいは30代後半、2児の父の日常)

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Amazon Echo、Google Home、LINE Clova WAVE…スマートスピーカー百花繚乱の今。とはいえ本当に欲しいモノはこれ、その名も“SRF/V1BT”。

 

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Amazon Echo (Newモデル)、ヘザーグレー (ファブリック)

Amazon Echo (Newモデル)、ヘザーグレー (ファブリック)

 

store.google.com

clova.line.me

なんとなく『未知との遭遇』のデビルスタワーに見えてくる、という理由で僅差でClova WAVEが好き(見た目は)。

 

スマートスピーカー群雄割拠の時代に。 

 

先日Amazon Echoの日本発売も発表され、Google HomeやLINEのClova Waveなどと並んで国内においてもスマートスピーカー(AIスピーカーとも)が盛り上がりを見せつつあります。

 

たしかに便利そうだし、どれもシンプルでスタイリッシュなデザインだし、よく言われるように映画『アイアンマン』のトニー・スタークみたいだとか、あるいは将来的には映画『her/世界で一つの彼女』のサマンサみたいなものを夢想させて(あれはAIスピーカーというよりOSそのもの?でしたが)ワクワクしますよね。

 

ただ現時点では、例えば連携する音楽ストリーミングサービス一つとってもPrime Music(Google)、Amazon Music(Amazon)、LINE Music(LINE)と各社のプラットフォームによる縛りというか囲い込みがあったり、連携する機器、サービス、アプリについても(各社対応は様々ですが)これから、といった感じで、ここ日本においてはまだまだ黎明期ないし過渡期というところではないでしょうか。

 

「だからこそ、これからのテクノロジーだからこそ、それに触れ、体験するのが面白いんじゃないか。」「あなたの言う、“未来の気配”ってそういうことでしょう?

 

あなたの力を貸して
ひとりじゃ行けない
未来の気配がするから
想像もしていなかった
ギフト受け取る喜び

 

けもの「めたもるセブン」歌詞より


けもの / めたもるセブン 【MV】

 

――そう、ごもっともです。私も正直、触って(喋って、かな)みたいです。ドキドキします。ただ、私の場合、おそらく使ってみて、使い方がわからなかったりする場面、仕様上痒いところに手が届かない、という場面に遭遇したときに、それを愉しむというより、焦ったり、イライラしてしまう。ということの方が多いと思うんです。これは性格上のことで、なかなかそうならないようにしよう、と思ってもできないことなので、あえてそういう状況に身を置きたくはない。なのでスマートスピーカーに関しては、もう少し道具としてこなれてきた頃に、「それじゃあそろそろ……」という形で乗り入れてみようかな、と思っています。

 

そんななか、「じゃあ同じくらいの費用で、似たようなもので、今の生活を劇的に変える、とまではいかなくても、生活に彩りを与えるものがないかな、と思うと、あったんですね。正確にはこちらから探していた、というよりも、たまたま見かけた、というのが正しいのですが。

 

ソニー「FM/AMホームラジオ SRF/V1BT」の魅力。

 

それがこれ。

 

www.sony.jp

「CDラジオ・ラジカセ」と表記されていますが、CDもカセットも装備されていません(メーカーサイトなのに!)

 

そう、ラジオです。スマートスピーカーの話をしておいて、本題がラジオ、というのは何もふざけているのではなくて、このラジオ、オンライン時代における旧世代メディアの機器として、非常に完成度の高い製品だと思うのです。

 

Amazon Echo並みのコンパクトな筐体ワイドFM対応のFM/AMラジオ、ACアダプタと連続21時間再生可能(FM利用時)な充電式バッテリー基本的な機能を押さえつつ、Bluetooth(受信)に対応しています(ただし音声圧縮コーデックはSBCのみでAACやaptXには非対応)。従来型のラジオとして、室内での据え置き使用において必要十分な機能を備えつつ、Bluetooth対応によりスマホ等経由でRadikoやインターネットラジオ等を聴くこともできるというわけ。

 

ここで私は、あえて「Radikoやインターネットラジオ等」と書きました。Bluetooth接続により、本機「SRF-V1BT」は外部スピーカーとして機能するわけですから、スマホの音楽アプリで音楽を聴くこともできるのですが、あえてこれでは、ラジオだけを聴いてみたい。というのは、音質の部分で、ラジオとしての聴き心地のよさを重視した、中音域に重点をおいたチューニングがされているようなのです。

 

音作りの工夫もユニークで、低音を効かせた迫力よりも、聴きやすい中域を重視するようにチューニングされていて、まさにラジオのための音になっています。

 

【引用元】【the360.life】 ネット時代だからこそ知っておくべき ラジオ専用機だけのメリットとは?


高音域と低音域を調整する機能も実装されていて、音楽に合わせて調整することも、ある程度できるとは思いますが、せっかくのラジオ専用機なのだから、「ラジオを聴く機械」として、使う方としても特化して使いたい。そして現在、このようなネットを経由した「ラジオではないラジオ」が存在しているなかで、それをラジオ専用機で聴ける、という機能が実装されている、ということが大きいと思うのです。

 

ただ、ここまで書いて、

 

「でも、ラジオならそれこそRadikoでスマホで全部聴けるじゃん。Radikoプレミアム会員ならエリアフリーとタイムフリー機能で、全国どこのチャンネルのどの番組も、いつでも聴けるし。」

 

という声が聞こえてきそうです。

 

ラジオ専用機がもたらす“懐かしい未来”。

 

そうなんです。実際私も、Radikoのサービス開始によってラジオを再び聴くようになった人間で、今もRadikoやスマートフォンの「ラジオクラウド」アプリを通じてラジオを聴かない日はありません。だからこそ、私もまだ買うという決断にまで至っていないのもあるのですが、エリア内のAM/FMを聴くのにネット環境いらずで、「点ければ即聴ける」、しかも「ラジオ専用機」であることで、ラジオに向けてこちらの気持ちもチューンされるような気がするのです。私は現在、関西在住ですが、聴いているラジオ番組はTBSラジオのもの、あとはNHKが少し。関西ローカルのラジオはほとんど聴いていません。ラジオ専用機が手許にあれば、そのライフスタイルも変化するんじゃないか、それを想像すると少し、わくわくするのです。

 

ユーザーがマシンに少しだけ気持ちを合わせることで、ユーザーのライフスタイルに彩りを与える――そういう意味では、新世代のテクノロジーであるAIスピーカーとは逆方向に見えるラジオ専用機も、わたしには“懐かしい未来”に思えてきます。

 

懐かしい未来―甦る明治・大正・昭和の未来小説

懐かしい未来―甦る明治・大正・昭和の未来小説

 

 

このSRF-V1BT、実売価格で15,000~17,000円程度と、スマートスピーカーと比較しても意外と高価で(Amazon EchoよりもGoogle Homeよりも高い!)、実のところ今私には買うあてがないのですが、こうして書いているうちにますます欲しくなってきた! もし手に入れることができたら改めてレビューしたいですが、本当にあてがないからなぁ。